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【新たな県政運営へ】知事選当選証書受け取り意気込み語った鈴木康友氏…県民やリニア沿線首長の反応は?(静岡)

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年5月28日 17時14分

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

28日朝、紺色のスーツで静岡県庁に姿を現した鈴木康友氏。県選挙管理委員会の山本正幸委員長から当選証書を受け取り、県政運営への意気込みを述べました。

(鈴木知事)

「正式に当選証書を受けまして、大変重みを感じています。全体の今の県政を状況をしっかり把握した上で、優先順位をつけてスピーディーに課題に取り組んでいきたい」

29日は就任式が行われ、その後、初めての会見も開かれる予定で、知事としての公務がスタートします。

15年ぶりの新知事の誕生、県民は何を期待しているのでしょうか。鈴木氏の地元、浜松市で聞くと…。

(袋井市民・30代女性)

「子育て世帯には寄り添った知事になっていただけたら私たちもうれしいなと思います」

(袋井市民・50代女性)

「スタジアム、野球場の計画ありますよね。場所的に駅から遠いなと思うので、もうちょっと近いところにできたら行きたいと思います」

(浜松市民・80代男性)

「協調して意見を集約してうまくやってほしいということだけです」

激しく選挙戦を戦った大村さんの地元、静岡市では…。

(静岡市民・60代男性)

「浜松市長の実績があるので、これまで行政の長としてやっていた事を、県知事として継承してもらえれば」

(藤枝市民・40代女性)

「いまの世の中は女性に限らず生き辛い、働き損というか、一生懸命頑張っている人が、損をするみたいな流れになっていますけど、働いて子育てして楽しく生活をしていく、それが報われる将来安心して静岡県に皆さん定着して盛り上げていけるような流れになってほしい」

観光地、熱海では…。

(ひもの土産店 店主)

「どうしても知事というと静岡市や浜松市が中心というかたちになる」「伊豆方面はないがしろにされる、うまくこっちにいい影響をもたらすようなことをやってくれればありがたい」「変わったから期待したいところだけど変わらないかもしれないし」

(洋菓子店 店員)

「浜松の有権者が全部こぞって選挙にいった感じ、知事になったら、その場所だけという訳にはいかない、こっちの事も考えてくれるでしょうし、よろしくお願いします」「浜松はやらまいか精神でやってきたからそれを今度こちらに向けてほしい」

一方、今回の知事選で争点の一つとなったのが「リニア問題への対応」です。鈴木氏は、出馬表明した当初から「リニア推進」の立場をとってきましたが、選挙期間中、岐阜県で“水枯れ”の問題が浮上すると、主張に変化が現れていました。今後、リニア問題はどの方向に向かうのか。沿線自治体も鈴木氏の当選に様々な反応を示しています。

(山梨 ・長崎知事)

「鈴木さんは山梨県の顧問をしてもらっている、これまでも続いてきた山梨と静岡の親密な関係を発展させたいリニアの問題は全国的にも大きな関心、鈴木さんもともと推進派、環境問題はあるが、山梨も関わって、解決に向けてさらにエンジンをかけていきたい」

また、愛知・大村知事は、「静岡県は期成同盟会の仲間でもあり、同盟会の切なる願いである東京、名古屋間の一日も早い開業と、大阪までの全線整備を実現するためにも静岡工区の早期着工が望まれておりますので、新知事となられる鈴木さんにはこれまでの議論を踏まえながら、事業の着実な推進に向け、取り組んでいかれることを期待しております」とコメントを発表しています。

また、長野県駅ができる飯田市の市長は…。

(長野・飯田市 佐藤 健 市長)

「どこがどうなれば静岡工区の着工がGOサインが出るのかが大変分かり辛かった経過があるので、鈴木新知事には、どういう形になれば着工にGOサインを出すのか、分かりやすい形で進めていただければと思います」

27日、鈴木氏は「every.しずおか」に出演した際、リニア問題についてあらためて「推進」の立場を示した上でこう述べました。

(津川 祥吾 アンカー)

「川勝知事も推進と言いながら完全に止めているように見えたどう判断していいのか分からない、専門家の方はわかるだろうが、県民に分かりやすく説明するとどうなる?」

(鈴木 康友 氏)

「言い方は悪いかもしれないが、ここの部分をクリアすれば推進しますよというのではなく、常にゴールポストがずれている感じがしました。新たな問題を提議したりここへ行こうとすると違うところにゴールがあるように見えたので」「大事なのは事業者であるJR東海、県、国、大井川流域市町の4者が認識を共有して、基本はリニアを推進すると、その上で水の問題、現実的な解決は何なのかは4者が心を合わせて一つ一つ課題を解決していけば前進していく、ですから推進をしていくことを前提に課題に向き合うこれが大きな違い」

さらに現実的な解決に向けて必要なことを問われると…。

(鈴木 康友 氏)

「JR東海は自信を持っているので、将来的に期限を決めずに何かリニアの工事で(大井川)中下流域の水に影響が出た時は期限を決めずにしっかり補償する対策をちゃんと講じる。ある種の瑕疵担保責任をとる覚悟はもっていますので、それを県と国が一緒に担保するのか、そこら辺はこれからの話になりますけれど、最終的には100%シミュレーションするのは難しい、だからどこの段階でGOとするのか、最後は決断が必要になってくる」

全国からも注目されているリニア問題を含め、課題山積の静岡県政。鈴木新知事はどんなかじ取りをしてくのでしょうか。

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