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【運転10周年】台風被害もなんのその!大井川鉄道「きかんしゃトーマス号」8日から“出発進行”(静岡)

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年6月6日 17時42分

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

ことしもこの季節がやってきました!大井川鉄道で人気の「きかんしゃトーマス号」の運転が6月8日から始まります。10年目の節目の年を迎えた2024年はさらにパワーアップした「トーマス号」が楽しめます!

いよいよ6月8日から運転がスタートする大井川鉄道で人気の「きかんしゃトーマス号」。これを前に6日、島田市の新金谷駅で開会式が行われました。2024年は、2022年の台風15号で被害を受け、運休になっていた区間も一部運転再開となり、関係者が再開を祝いました。また、6日は地元の園児たちが招待され、早速 乗車した子どもたちは大興奮の様子でした。2024年は「きかんしゃトーマス」の運転開始から10周年の節目の年。さまざまな部分を“パワーアップ”したといいます。

(杉本 汐音 記者)

「今回見どころのひとつとなっているのが新金谷駅です」

「トーマス号」のなかまたちが一部 新金谷駅にお引越し。「トーマス号」の運転日には「ウィンストン」や「とくしゅしょうぼうしゃのフリン」と一緒に写真撮影を楽しむことができます。タイミングが合えば、「トーマス号」が転車台で向きを変える様子を見学することもできます。新金谷駅の売店では、こんなかわいらしいお弁当も販売しています。

2024年、最大の見どころは…。

(杉本 汐音 記者)

「大井川の鉄橋を『トーマス号』が走っています。台風15号の被害を乗り越えこの場所を走っています」

大井川鉄道は、2022年に台風15号の被害を受け、約3か月もの間、全線で運休に。その年の12月から金谷~家山間で部分開通したものの、一部区間で運休が続いていました。こうした中、2024年、2年ぶりに区間を広げ、新金谷⇔川根温泉笹間渡での運転が決まりました。大井川の本流を渡る「トーマス号」を見られるのは、実に2年ぶりということです。いまだその先、千頭駅までの区間は復旧の見通しが立っていませんが、今回の区間拡大が全線再開へ向けての大きな一歩だと担当者は話します。

(大井川鉄道 広報 山本 豊福さん)

「やはり大井川鉄道という路線トーマスが大井川自体を渡れなくて中途半端な感じがしていたが、ことしは大井川を渡ることができる、率直に良いですよね、川根温泉エリアのみなさんにもトーマスの笑顔を届けることができる。素敵じゃないですか。小さいかも知れないけど歩数を進めていると思う、時間はかかるが確実に一歩ずつ前に進んでいっているのでは」

「きかんしゃトーマス号」は6月8日から12月25日までの105日間運転します。7月、8月の夏休み期間中は運行本数を増やして、そのほかの月は週末を中心に運転するということです。

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