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精神科病院入院の男性が死亡したのは“不適切処置が原因”遺族が医療法人などに対し損害賠償求め提訴(静岡)

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年6月20日 12時33分

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

静岡・沼津市の精神科病院に入院していた男性が死亡したのは不適切な処置が原因だとして、遺族が病院の医療法人などに対し約5600万円の損害賠償を求め、提訴しました。

訴えを起こしたのは、沼津市の精神科病院「ふれあい沼津ホスピタル」に入院し転院先の病院で死亡した男性の遺族5人です。

訴状などによりますと、男性は認知症と脳梗塞の後遺症で2021年10月、服薬調整のために入院。その2日後、病院は家族の同意を得ずに強制入院に切り替えた上、男性を窓のない個室に隔離して適切に処置しなかったということです。男性はその後、転院しましたが、重度の床ずれによる肝不全で死亡しました。

遺族は、6月18日、病院の医療法人と院長に対し、約5600万円の損害賠償を求め地裁沼津支部に提訴。監禁致傷と業務上過失致死の疑いで院長に対する告訴状を沼津警察署に提出しました。

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