新幹線が一部区間で終日運休した原因の保守車両事故 事故原因は点検方法のミス ブレーキの異常も判明（JR東海）

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

７月、東海道新幹線の保守用車が衝突・脱線し、浜松～名古屋駅間で終日運転見合わせとなった事故で、ＪＲ東海は、保守用車を編成する車両、少なくとも３両のブレーキに異常があったと発表しました。

この事故は、7月22日、東海道新幹線の豊橋～三河安城駅間で保守用車2台が衝突し脱線したものです。

JR東海は、5日、衝突した砕石を運搬する編成について、先頭車両のブレーキに異常はなかったものの、それにけん引された6両の運搬車のうち、少なくとも3両のブレーキに異常があったことが原因と発表しました。これは、メーカーが想定する方法で点検を行わず、誤った方法で点検していたため異常に気づけなかったということです。

JR東海は今後、適正な確認方法で点検し判定基準をマニュアルに明文化するとしています。

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