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【日本創生解散】勝敗ライン「自・公で過半数」の首相に野党は一斉反発…静岡選出の前議員や政界去る人の胸中は

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年10月10日 17時1分

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

(額賀 福志郎 衆院議長)

「日本国憲法第7条により衆議院を解散する」

9日 午後に開かれた本会議で解散された衆議院。就任からわずか8日での解散を決断した石破首相は、9日 夜、会見を開きました。

(石破 茂 首相)

「国民の納得と共感なくして政治を前に進めることはできない。国民に信を問い、信任を得て新政権の掲げる政策に力強い後押しをお願いしたい」

会見では「能登半島の被災者支援」や「防災庁の設置の検討」など、今後の政策について語った石破首相。なかでも、「地方創生」の重要性を示したうえで、今回の解散を”日本創生解散”と名付けました。

(石破 茂 首相)

「この政権は地方を守る政権だ。都市対地方という二項対立ではなく、日本全体を創生させるべく、この取り組みを必ず成功させる」「『新たな地方創生』は日本の社会のあり方を大きく変える日本創生の試みだ。この大変革を思い切って実行するためには国民の信任が必要であり、この解散は『日本創生解散』だ」「我々の政権は日本を守ります。国民を守ります、都市の安全を確保し地方の暮らしを守ります。若者・女性の機会を守ります。どうぞ我々に政権を託してください。心よりよろしくお願いします」

また、衆議院選挙の勝敗ラインについては「自民党・公明党で過半数を目指したい」と述べました。一方、野党は解散そのものに一斉に反発しました。

(立憲民主党 野田代表)

「裏金隠し解散」

(日本維新の会 馬場代表)

「猫の目解散」

(共産党 田村委員長)

「党利党略解散」

(国民民主党 玉木代表)

「裏金使い解散」

(れいわ新選組 山本代表)

「解散なんかしちゃいけない。答えは簡単で能登半島地震発災してからまだ立ち上がってないんですちゃんと」

(社会民主党 福島党首)

「国会をやっていると支持率が落ちるというわけで、とんずら解散なわけです」

(参政党 神谷代表)

「大義ないご都合解散だなと」

事実上の選挙戦に突入し、県内から選出されていた前議員らは…。

(自民・静岡2区 井林 辰憲 前衆院議員)

「決まったことなのでしっかり戦って勝ち抜く、その思いだけです。まさに信頼回復について一番厳しい県だと思っているのでしっかり信頼回復できるように姿勢を正してやっていくということを説明していく。それに尽きると思います」

(自民・静岡7区 城内 実 経済安保相)

「いわゆる昭和の政治が平成を超えてデジタルの令和の時代に不記載事案があったことは私も含めて大いに反省し、(jmp)しっかりと襟を正していく」

(立憲・静岡8区 源馬 謙太郎 前衆院議員)

「自分たちの都合での解散、憤りも感じています。選挙をやってもらわないと政権交代ができないのでしっかりとうけてたっていきたい」

各党で選挙ムードが高まるなか、政界を後にする人も…。

裏金問題をめぐり引退を表明した塩谷立前衆院議員は、これまでの政治活動を振り返り「居場所が無くなり寂しい」と言葉を詰まらせました。

(政界引退 塩谷 立 前衆院議員)

「さまざまな経験をしたが、大変なことはたくさんあったが、やりがいがあった。国のこれからの将来に向かっての努力はしてきたつもり」「後ろ髪をひかれるような居場所がなくなるような感じで寂しい」「最後の本会議だったので、ずっと中を見渡して、そんな気持ちを思って最後の本会議を迎えました」

また、これまで衆院選に9度当選し、公明党県本部の代表を務める大口善徳前衆院議員も政界を引退するほか、2年前に”パパ活疑惑”が報じられ、自民党を離党後は無所属として活動していた吉川猛前衆院議員は次の選挙について「出馬はしない」とコメントしています。

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