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【創業58年】父の代から引き継いだ「屋台の味」こだわりの「しょうゆラーメン」(静岡市清水区)

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年10月31日 18時19分

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

「everyライフ」はラーメン。週に4日は食べるというラーメン大好き気象予報士・松浦さん、名店の逸品を食べまくります。

(永見佳織 アナウンサー)

「松浦さん、今回ご紹介するラーメン屋さんはですね、こちら静岡市清水区にありますマルキンラーメンです」

(松浦 悠馬 気象予報士)

「この黄色いひさしですとか、赤い暖簾にラーメンと書いてあるのが昔ながらのラーメン屋さんって感じがしますよね」

今回、私たちがやってきた「マルキンラーメン」は、静岡市の市立清水病院の目の前にある、創業58年の地元で人気のラーメン店です。

(永見佳織 アナウンサー)

「元々は屋台だったんですか?」

(マルキンラーメン 代表 大久保 達さん)

「そうです。この下の三保街道というところで、親父が屋台から始めまして、ここに店を構えて、少しずつ店らしくなっていったって感じで。それで3年前に建て直しました」

父親から引き継いだ屋台のころからの味を守りつつも、ラーメンへの探求心はとても強く、おいしいと聞けば、東京や名古屋を中心に全国へ食べに行くといいます。そして、体に優しい素材にこだわり、その味を日々進化させているのです。そのこだわりのラーメンがこれ。

(松浦 悠馬 気象予報士)

「あーおいしそうですね。この昔ながらの中華そばと言いますか、そういう見た目ですね。いやもうすでにいい香りがしてるんですよこのスープが」

では、まずスープから。

(松浦 悠馬 気象予報士)

「あ~染みますね。懐かしさを感じる味でもありますし、しょう油のコクももちろんなんですけど、いろいろな味が混ざってるんですよね。今13種類ぐらいの天然素材がたくさん入っています」

スープは、よりコクを出すために、前日までのものに継ぎ足し継ぎ足し使っているといいます。続いて、特注しているという麺。

(松浦 悠馬 気象予報士)

「うーん最高です。細麺なんですけど、ちょっとモチッと感がある、歯ごたえもしっかり感じられつつ、スープをしっかりと吸ってるんで、麺自体にしっかりとしょう油の味が入ってますね」

(永見佳織 アナウンサー)

「なんかこの食べごろっていうのを考えられて、ご主人は作られてるみたいですよ」

(マルキンラーメン 代表 大久保 達さん)

「麺を湯がくのは45秒以内で、盛り付け、お客さんのところまで運ぶのに30秒ぐらいのところでお客さんに食べてもらいたいなっていう」

(永見佳織 アナウンサー)

「だからね、コメントをたくさんしてると一番いい状態を過ぎちゃうから。たくさん食べないとな。たくさん食べないと」

実は大久保さん、中華料理の修業をしていた20歳の時に、オートバイ事故で生死をさまよう大けがをしてしまい、利き腕だった右手が不自由になってしまったのです。それでも、奥さんや家族の支えもあって、このラーメン店を受け継ぎ、左手だけでラーメンを作り続けて来たのです。

(マルキンラーメン 代表 大久保 達さん)

「オートバイが好きでね、一番、無茶してた時で、事故起こしちゃったんですけど。右手が動かないままで、40年間やってます。

そしてもう一品。マルキンラーメンの今の看板メニューは、このボリューム満点の、「スタミナ大辛ネギラーメン」なんですが…今回は、子どもたちにも人気の、おいしさがダイレクトに伝わるラーメンを出していただきました。

(永見佳織 アナウンサー)

「あーご主人こちらは?」

(マルキンラーメン 代表 大久保 達さん)

「これは素の塩ラーメンになります。

(永見佳織 アナウンサー)

「本当にスープと麺のみの…」

(マルキンラーメン 代表 大久保 達さん)

「はいそうです」

(永見佳織 アナウンサー)

「…ラーメン」「うわー勝負に出てますね」

まずは自慢のスープから。

(永見佳織 アナウンサー)

「うわー深い。うまみがどんどん、どんどん、幾層にも、幾層にも出てくるんですけど、最後、のどに通ってく瞬間にシュって消えていくんですよ」

続いて麺を。

(永見佳織 アナウンサー)

「麺の香りっていうんですか、小麦の香りっていうんですか、それもちゃんと伝わってきます。これ、具が欲しくなるんじゃないのって思うでしょ。いらないですね」

(松浦 悠馬 気象予報士)

「これで完成されてるってことですか?」

(永見佳織 アナウンサー)

「完成されてます」

(マルキンラーメン 代表 大久保 達さん)

「具が入ると、それなりにおいしいんですけど、具は具で別として考えないと、ラーメンがどういう風にできているかっていうのがわからないもんですから」

ここで、気象予報士松浦さんが、きょう食べたラーメンを天気に例えるラーメン予報。

(松浦 悠馬 気象予報士)

「こちらのしょう油ラーメンのラーメン予報は、『天気予報』です。ちょっとだいぶねイレギュラーにしました」

(永見佳織 アナウンサー)

「どうしました」

(松浦 悠馬 気象予報士)

「なんで『天気予報』かっていいますと、天気予報をつかさどっている大本の物理の式ってものがあるんですけど、その大本はずっと変わらずにやってきてる。その中で、その公式の使い方をちょっとずつ変えて今の当たりやすい天気予報に改良されていっているんですよね。まさに今回のこのしょう油ラーメンってそうじゃないですか。昔のベースの物を守りつつ、具材を色々と改良しながら、今の時代に合っているものにしていくというところがこれは完全に天気予報と同じなんですよ」

(永見佳織 アナウンサー)

「私的にもいいですか」

(松浦 悠馬 気象予報士)

「どうぞ」

(永見佳織 アナウンサー)

「私は、この素ラーメンは『一円玉天気』。これ以上はない晴れの日に使われる」

(松浦 悠馬 気象予報士)

「崩れようのない天気ですね」

(永見佳織 アナウンサー)

「まさにそれ」

(松浦 悠馬 気象予報士)

「なんかピッタリですね。えっ…負け?」

(永見佳織 アナウンサー)

「今回、OA(オンエア)私かな、もしかしたら」

(松浦 悠馬 気象予報士)

「永見さんのラーメン予報になっちゃいましたね」

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