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【単独取材】難波市長に聞く…JR東静岡駅前・新アリーナ中心とした“新たなまちづくり”構想の展望(静岡市)

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年12月4日 17時54分

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

静岡市では、JR東静岡駅前に新アリーナを中心とした“新たなまちづくり”の計画が進んでいます。「魅力のある街に変えたい」と話す難波市長に、4日、単独インタビューを行い静岡市の未来像について聞きました。

(徳増 ないる キャスター)

「市長おはようございます」

(静岡市 難波市長)

「きょうはよろしくお願いします」

(静岡市 難波市長)

「こちらがアリーナの予定地になります」

(徳増 ないる キャスター)

「駅を降りてすぐの場所になりますね」

静岡市が東静岡駅北口に整備を目指す“新アリーナ”。事業費は現時点で約300億円で、プロスポーツの試合や、全国ツアーを行う人気アーティストの音楽イベントに対応可能な、最大1万人を収容できる規模を想定していて、2030年のオープンを目指すとしています。「静岡市を魅力のある街に変えたい」と話す難波市長に今後の展望について聞いてみると…。

(静岡市 難波市長)

「アリーナは、中で一体となってわいわいドキドキするもの」「スポーツも変わってきている。バスケもバレーも、サポーターや応援する皆さんと一体となって試合をしている、そういう施設にする。コンサートもエンタメ性が高いものにする。最大1万人ぐらいに来てもらうので商業施設も必要」

静岡市では、現在、アリーナを中心とした「東静岡地区の新たなまちづくり」について協議されていますが、アリーナの整備は静岡市の大きな課題である「若者の流出」にも効果があるといいます。

(静岡市 難波市長)

「静岡市は、本当はもっと流出しない構造になっている」「ここは大学がいっぱいある。出ていく人もいるが、入ってくる人もいる」「大学を卒業した後に(静岡を)出ていく。なぜかというと、魅力ある仕事が無いから」「若い人たちが新しく入っていく仕事はあまりない。若い人たちがここで働きたいと思えるような産業、仕事づくりをしていくのが大事」

新アリーナ計画は、実際に運営を行う民間事業者を誘致し、市と事業者で建設費を分担する方式となっていて、2025年度から本格的に事業者の選定を行う予定です。

(徳増 ないる キャスター)

「運営する事業者にあてはある?」

(静岡市 難波市長)

「何社か話はいただいているので、やると決めているわけではないが、可能性は極めて高いとみている」「気候は良いし、もともと商業都市なので街の魅力も高い。歴史も文化性もあって食べ物もおいしい。人が集まる街、ここに住む人が幸せだとならないはずがないので、もっともっと、そういう街に変わっていく可能性は高い」

難波市長の就任後、大きく動き出した新アリーナ計画。これをきっかけに、数年後には、静岡市が魅力のある街に変貌を遂げているのか?今後の動向に注目が集まります。

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