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【裁判員裁判】自宅アパート放火…被告の男「灰皿無くイライラ」は「身勝手」検察が懲役10年求刑(地裁沼津支部)

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年12月16日 17時20分

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

2023年12月、静岡・沼津市で、両親と暮らす自宅アパートに火をつけ全焼させたとして起訴された男の裁判員裁判で、16日、検察は男に懲役10年を求刑しました。

起訴状などによりますと、51歳の男の被告は、2023年12月、沼津市大塚の両親と暮らす自宅で、ターボライターで火をつけたクッションをソファーベッドに投げ入れて火を放ち、アパートの1室を全焼させた罪に問われています。

当時、火を放った際、自宅には70代の父親と80代の母親がいましたが、焼け跡からは父親の遺体が発見されました。16日の裁判で、被告の男は、当時の状況について、「たばこを吸おうとしたが、部屋に灰皿が無くイライラしていた」などと話し、検察は、「気に入らないことがあれば母親に暴言、暴力を繰り返していて、生活態度が幼稚で自己中心的。短絡的で身勝手、酌量の余地はない」と、懲役10年を求刑しました。

判決は12月19日に言い渡されます。

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