【注目】種類豊富なカレーの中でも“ヘルシー”で女性中心に人気「スパイスカレー」にフォーカス（静岡）

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

みんな大好きなカレー。種類もたくさんありますが、中でも今、注目を集めているのが「スパイスカレー」。

小麦粉でとろみをつけるルーを使わず、いろいろなスパイスを組み合わせて作るカレーで、野菜がたくさん使われることが多く、とてもヘルシーだと、女性を中心に人気なのです。ということで、「every.life」は、カレーなのにヘルシーで罪悪感なし。県内で食べられるスパイスカレーの注目店を調査します。

まずは、静岡市にある「スパイシーカリー WANYA」。“おいしく食べて体がスッキリするカレー”がコンセプトで、なんと8割が女性客だといいます。彼女たちを魅了するカレーというのが…。

（WANYA　岡本 宏 店主）

「こちらが野菜カレーになります」

（澤井 志帆 キャスター）

「カラフル。野菜がたくさんのっていますね。オレンジであったり、フレッシュなレモン、 このカレーには、見かけないような野菜がいろいろのってるんですね」

（WANYA　岡本 宏 店主）

「南インドにミールスというカレーがあるんですけども、色々なカレーを混ぜ合わせて食べる。代わりに混ぜ込める素材をフレッシュな野菜で再現してます」

この野菜たちの甘味を引き立てるのに重要なのがスパイス。カルダモンやブラッククミンなど、本場インドで使われる7種類をブレンドし、油とで炒めることによって、スパイスの香りを最大限に引き出していきます。そのお味は…？？

（澤井 志帆 キャスター）

「スパイス優しい。おいしい。野菜の甘みがすごく出てますね」

（WANYA　岡本 宏 店主）

「シイタケとか、シメジなども入っているので、そういうだしも出てきますので、とてもおいしくなってます」

さらに、レモンをかけると、また違ったおいしさが楽しめるということで…。

（澤井 志帆 キャスター）

「爽やか、レモン香ります、合う」

（WANYA　岡本 宏 店主）

「すごく合うんですよ」

（澤井 志帆 キャスター）

「ルーは1種類なのに、 こうやって入れる、混ぜる野菜によって味が全然違う。それが面白いです」

（WANYA　岡本 宏 店主）

「しかも、カロリーが低いんですよ。一皿でたぶん450キロカロリーくらいしかない」

使われる野菜は、1皿で400グラム以上と厚生労働省が掲げる1日の野菜摂取の目標量350グラムをこのカレーだけでまかなえるのです。さらに、土日には、常連も楽しみにしているという週替わりの限定カレーも。どれも野菜たっぷりで、スパイスとの組み合わせでおいしさが倍増していますよ。

続いては、富士市の「スパイスカレー DARTERA」。夫婦で営むこのお店は、県外からもお客さんが訪れる人気店。ここのオススメカレーは！？

（スパイスカレー DARTERA　寺田 佳浩 店主）

「スパイスカレーのスペシャルになります」

（澤井 志帆 キャスター）

「豪華。ルーも複数の種類があって、また、彩り豊かな副菜もたくさんのっていますね」

（スパイスカレー DARTERA　寺田 佳浩 店主）

「全部のせ。まさにスペシャルです」

3種類のカレーは、「クラムチーズチャウダー」に、「はちみつレモンポーク」、そして、「椎茸出汁チキン」となんとも、ユニーク。

この3種類のカレーも日替わりで、今あるカレーが無くなり次第、次のオリジナルカレーが登場するため、いつ来ても新たな出会いが楽しめるのも魅力です。

（澤井 志帆 キャスター）

「何種類ぐらい、これまで作られてきたんですか」

（スパイスカレー DARTERA　寺田 佳浩 店主）

「200以上。わからないですけど。多分そのくらい」

（澤井 志帆 キャスター）

「200以上、そんなにカレーって作れるんですね」

（スパイスカレー DARTERA　寺田 佳浩 店主）

「常にカレーのことばかり考えています」

スパイスの華やかな香りに魅了された寺田さんは、4年前にスパイスカレー専門店をオープン。30種類ほどのスパイスの中から、旬の野菜や肉など、その日に使う食材と相性が良いものを選び、調合していくのです。そのお味は…？この日のカレー、「クラムチーズチャウダー」から。

（スパイスカレー DARTERA　寺田 佳浩 店主）

「クラムチャウダーですね。アサリをベースにクリーム系のカレーに仕上げています。あとはチーズをアクセントに入れています」

（澤井 志帆 キャスター）

「コクがすごい。クリームが入ってるだけだって、やっぱり濃厚で、鼻からスパイスが抜けていきますね。クラムチャウダーは、アサリの風味が効いた海鮮系のスープのイメージでしたけど、 それがカレーになっちゃうんですね」

（スパイスカレー DARTERA　寺田 佳浩 店主）

「なんでもカレーにしちゃいます」

続いて、「ハチミツレモンポーク」。厚切りの豚バラ肉をハチミツレモンとスパイスのカルダモンとターメリックに漬け込んだカレーです。

（澤井 志帆 キャスター）

「また全然違う。面白いハチミツだけあって甘みの強い、そこにレモンが加わってすごく爽やかですね」

（スパイスカレー DARTERA　寺田 佳浩 店主）

「レモンとハチミツは合うじゃないですか。フレッシュなレモンだったので、(カレーに)合わせてみました」

どんな食材も、寺田さんの手にかかれば、スパイスとの組み合わせで、驚きのおいしさのカレーに変身します。

（妻 ･子さん）

「カレーのことしか考えてないんで、ラーメン屋さん行ったりイタリアンとか食べても、これカレーに合うかも」

（スパイスカレー DARTERA　寺田 佳浩 店主）

「これとこれと合わせたら、こういう感じになるのかなって発想、合わない食材ってないのかなって、常に考えるのが面白くて」

そのため、妻の洋子さんは、新メニューの試食で、ほぼ毎日カレーを食べているといいます。

（澤井 志帆 キャスター）

「ちょっと飽きない？」

（妻 ･子さん）

「全然飽きないです。小麦粉使ってないので、変に胃もたれもしないし、さっぱり食べられるので」

さらに、うれしい変化も。

（妻 ･子さん）

「冬の冷え性が治りました。多分スパイスのおかげ。平熱が35.2度しかなかったのですけど、今は36.7度まで上がっている」

スパイスが体にうれしい効果ももたらしているようです。

（澤井 志帆 キャスター）

「ハマってしまいそうですカレーの世界に」

（スパイスカレー DARTERA　寺田 佳浩 店主）

「ハマってください」

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