中国によるマレーシアの東海岸鉄道計画「行きづまり感あったが、ついに動き出す」=中国

サーチナ / 2019年4月19日 16時12分

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中国メディアは、「行きづまり感のあった東海岸鉄道計画はついに動き出す」と伝える記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 マレーシアのマハティール氏は大統領選挙に当選した後、東海岸鉄道計画の一時中止を決めたが、中国とマレーシアの両国は12日、東海岸鉄道計画を「継続」することで一致した。中国メディアの海外網は18日、「行きづまり感のあった東海岸鉄道計画はついに動き出す」と伝える記事を掲載した。

 記事は、マハティール大統領が15日、東海岸鉄道計画の再開に向けた記者会見で「中国に感謝の言葉を口にした」と伝え、それはマレーシアが中国との関係をそれだけ重視していて、中国が推進する「一帯一路」構想にメリットを感じているためであると主張。一帯一路は相手国との「互恵」を目指していると主張し、東海岸鉄道計画はマレーシアにとって国内経済の発展と国民の生活の改善につながるものだと論じた。

 続けて、中国国際問題研究院戦略研究所の関係者の見解として、マレーシアは中国の一帯一路にとって重要なエリアであると指摘する一方、他国からは「何かの企みがある」といった非難の声が根強く存在すると伝えた。

 特に、マハティール氏が大統領に就任して以降は一部の西側メディアは「中国とマレーシアの関係は破綻する」などと報じたと紹介しつつも、東海岸鉄道計画の再開が決まったことは「マレーシアが中国との関係を重視しており、中国が発展を遂げた経験と、中国が提供するチャンスを逃したくないと思っていることを示している」と主張した。

 さらに記事は、中国とマレーシアは経済分野のみならず、国防においても協力を強化していると指摘し、マレーシアが中国から導入した沿海域任務艦が進水式を行ったばかりだと紹介。東海岸鉄道が完成し、中国との一帯一路で経済的利益を享受できれば、中国とマレーシアの関係はさらに深まるとの見方を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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