日本の教育に思う「中国の子はスタートラインの時点で負けかねない」=中国メディア

サーチナ / 2019年4月20日 14時12分

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中国メディアは、日本では幼稚園の費用が無料になると伝える記事を掲載し、「日本の幼稚園では、どの程度の教育がなされているのか」を考察した。(イメージ写真提供:123RF)

 子どもを育てるには非常に多くのお金が必要であり、それは中国でも同様だ。特に人口の多い中国では幼少の頃から競争が始まっていて、様々な習い事をさせる親が多く、家計への負担も大きいようだが、日本では幼稚園や保育所、認定こども園の費用が無償化となることを知って驚く中国人は多い。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本では幼稚園の費用が無料になると伝える記事を掲載し、「日本の幼稚園では、どの程度の教育がなされているのか」を考察した。

 記事はまず、中国では子どもの教育に多くの親が感心を抱いていて、より良い大学に入学させるために、より良い幼稚園に通わせたいと考えていると紹介する一方、人口が非常に多いために子どもが幼稚園に入るのも非常に「狭き門」となっていると紹介した。

 続けて、日本では、2019年10月から幼保無償化が始まることを紹介する一方、たとえ無料であっても「教育のレベルが低ければ、子どもを幼稚園に通わせる意味がなくなってしまう」と主張し、日本の幼稚園でどのような教育がなされているのかを紹介した。

 さらに記事は、日本の幼稚園では、教科書などを使用した授業は行われていないものの、子ども達の「責任感」を培うために自分の荷物は自分で整理整頓させる教育がなされていると紹介。また、お昼には幼稚園が用意した栄養豊かなご飯を食べるが、その際にもマナーを教えられると紹介し、「保護者は安心して子どもを幼稚園に通わせることができる」と分析。日本の幼稚園では「学業としての教育ではないものの、集団行動や礼儀など、人として大切なことが教えられていた」と伝え、こうした教育が無料で受けられるようになれば、「スタートラインに立つ時点で中国の子どもたちは日本の子どもとの勝負に負けることになりかねない」と危機感を募らせた。

 中国の平均月収は都市部で8000元(約13万円)ほどで、地方都市ではさらに低い月収のなか、子どもを幼稚園に通わせるには最低でも1000元ほど必要であり、家計にかかる負担は非常に大きいのが現状だ。それゆえ、日本での幼保無償化は羨ましい限りのようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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