日本語はなぜ「緑」と呼ぶべきものを「青」として表現するの? =中国メディア

サーチナ / 2019年5月9日 15時12分

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中国メディアは、日本では「緑」と呼ぶべきものを「青」と呼ぶものが数多く存在すると紹介し、外国人の立場からすると非常に混乱することを伝えている。(イメージ写真提供:123RF)

 日本では信号機の色といえば、自動車用であれば「赤、青、黄」であり、歩行者用であれば「赤、青」となっている。日本人は慣習的に「青信号」と呼ぶが、実際の色の表示は「青」より「緑」と言うのが正確だ。信号機だけでなく、日本語のなかでは「緑」と呼ぶべきものを「青」として表現している事例は少なくない。

 中国メディアの網易はこのほど、日本では「緑」と呼ぶべきものを「青」と呼ぶものが数多く存在すると紹介し、外国人の立場からすると非常に混乱することを伝えている。

 記事は、信号機の「青信号」の事例だけではなく、青リンゴや青じそなど「まったく青ではないにもかかわらず、青と表現する事例が多い」と紹介。日本語を学び、日本で暮らす外国人にとっては少なからぬ混乱をもたらすようだが、日本語でこうした表現を用いるのには理由があることを指摘した。たとえば、「青」と言う言葉が植物や食べ物に使われる場合は主に「みずみずしさ」や「新鮮さ」を意味するとし、実際の色を表現しているわけではないことを紹介した。

 さらに、信号機においては国際的なルールに基づいて「緑」の信号を採用し、もともと緑信号と呼ばれていたが、緑を青と表現する慣習などの要因によって「青信号」という呼び方が定着してしまったと指摘し、日本語学習者に向けて「日本語の『青』が持つ意味をよく知っておくべきだ」と伝えた。

 色を表現する言葉が本来と違った意味を持つケースは中国語でも散見される。たとえば、中国語の「黒」は「違法」といった意味合いを持ち、「黒社会」と言えばマフィアを指す言葉として使われる。また、「黄色」という中国語は単純に色を指すだけでなく、使い方によっては「堕落」や「ポルノ」といった意味にもなる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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