かつて「中国以下だった」日本サッカーはなぜ急激に成長できたのか=中国メディア

サーチナ / 2019年5月24日 15時12分

写真

サッカー中国代表は2002年の日韓大会以降、一度もワールドカップに出場できておらず、今やワールドカップ常連国となった日本を羨む声は根強く存在する。(イメージ写真提供:123RF)

 中国にはスーパーリーグと呼ばれるプロサッカーリーグが存在する。全16クラブが参戦し、中国のトップの座を争うスーパーリーグには潤沢な中国マネーを武器に世界中からスター選手を買い漁るチームが複数存在するが、いまいち盛り上がりに欠けるところがある。

 また、中国代表は2002年の日韓大会以降、一度もワールドカップに出場できておらず、今やワールドカップ常連国となった日本を羨む声は根強く存在する。中国メディアの董球帝は20日、日中のサッカーの実力を比較する記事を掲載し、「その差は非常に大きい」と伝えた。

 記事はまず、日本と中国の「プロサッカーリーグ」の歴史には10年ほどの開きがあり、日本のJリーグの方がスーパーリーグより早くに発足したと紹介する一方、日本と中国のサッカーの実力を比較すると、10年の差どころではなく、年を追うごとに差が拡大していると主張。かつては中国代表の方が日本より強かった時代もあったが、今ではアジアにおける立場は完全に逆転してしまったと強調した。

 続けて、日本がサッカーにおける実力を急激に高めることができたのは理由があると伝え、日本は海外から優れた監督を招くことによって、自分達の弱点を浮き彫りにし、その弱点を徹底的に強化する方法で実力を付けてきてきたと紹介。その過程で選手からの不満や疑問も噴出するが、その疑問は「建設的」なものであって、疑問や不満を解消するなかでも学び、成長してきたと分析した。

 一方、中国代表について記事は、マルチェロ・リッピ氏のような名将を招聘しても、その指導や采配に疑問を呈し、不満を言うだけで、その疑問や不満から学び、成長しようとしないと強調。中国人は口癖のように「歴史から学べ」と言うが、「学ぼうとしないことや無知こそが衰退の原因となることは歴史が証明している」と指摘、それなのに中国サッカーはいまだに学ぼうとしていないと強調し、こうした態度の違いが日本と中国の実力差を生み出したのだと批判した。

 中国のサッカー選手はあくまでも生計を立てるためにプレーしている人が多く、海外でプレーできるほどの実力がないにもかかわらず、海外でプレーするより多額の年棒を受け取っている選手は少なくない。また、私生活と仕事を混同している選手も多いと指摘されている。中国はサッカー人気の高い国だが、現在のような低迷が続けば、せっかくのサッカー人気も冷え込んでしまうかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング