日本が韓国の「急所」を突き、窮地に・・・だが中国は「韓国のようなことにはならない」=中国

サーチナ / 2019年7月5日 16時12分

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中国メディアは、中国経済は工業分野のサプライチェーンがすべて国内に整備されており、多くの特許も獲得しているため、日本からの半導体材料の輸出制限で打撃を受ける韓国とは異なると主張した。(イメージ写真提供:123RF)

 日本政府は1日、韓国への半導体材料の輸出管理を厳格化すると発表し、4日から発動されている。中国メディアの今日頭条は4日、この措置により韓国経済が打撃を受けることで「中国の製造業がいかにすごいかが改めて浮き彫りとなった」と主張する記事を掲載した。

 中国は米中貿易戦争の真っただ中にあるため、日本と韓国を米中関係と重ねて見ているのかもしれない。記事は、経済がグローバル化しているなかで、国の経済構造が「単一」であったり、輸出に依存したりすると、世界経済の不確実性や国際関係の不安定性の影響力をもろに受けると指摘。そのうえで、日本が半導体材料の輸出を規制対象としたことは、韓国の「急所を突いて窮地に追い込む」ことだと論じた。

 その理由について、韓国は輸出に依存した経済構造となっていて、特に半導体は韓国経済の「柱」とも言える重要な分野であるためと指摘。この3年半、韓国経済は半導体が引っ張ってきたともいえるが、半導体に必要な材料の3品目はほとんどが日本からの輸入に依存しているため、日本の規制が長期にわたれば韓国の半導体業界の発展が著しく阻まれることになると伝えた。

 この点、「中国経済は他国に依存しておらず、困らない」と記事は主張。中国経済は工業分野のサプライチェーンがすべて国内に整備されており、しかも近年では研究開発に多額の投資をしており、多くの特許も獲得しているため、韓国とは異なると主張した。ゆえに、韓国の今の苦境は「中国のすごさ」を際立たせていると論じている。

 中国は本当に韓国と違って他国の規制の影響を受けないのだろうか。寄せられたコメントを見ると、「中国には世界最大の製造業と市場があり、無敵だ」という意見もあったが、「中国のハイテク産業が今後打撃を受けたら、韓国の何倍も打撃となる」、「韓国が規制を受けた3品目はわが国で作れるのか」などの不安の声も多かった。

 実際、中国も多くの部品や材料をさまざまな国から調達しており、経済がグローバル化した今日では、貿易戦争で影響を受けないということはあり得ないだろう。米中貿易戦争はひとまず休戦の様子ではあるが、問題は解決されておらず、今後の交渉次第では、中国も「急所を突かれて窮地に追い込まれる」ようなことがあるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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