日本こそ真の製造強国、「本業への投資と研究開発」が大切だ=中国メディア

サーチナ / 2019年7月16日 15時12分

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中国メディアは、中国は世界の工場として名を馳せ、近年は中国メーカーの競争力も高まっていると指摘する一方、日本の製造業をじっくりと見てみると、今なお非常に高い競争力を持っていることがわかると論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 かつて日本の製造業は世界有数の競争力を誇ったが、近年は中国や韓国のメーカーに追い上げられ、市場でシェアを奪われるケースが目立つようになった。こうしたケースは日本の製造業の競争力が低下し、中韓に惨敗したことを意味するのだろうか。

 中国メディアの今日頭条は15日、中国は世界の工場として名を馳せ、中国製品は世界各国で売られているほか、近年は中国メーカーの競争力も高まっていると指摘する一方、日本の製造業をじっくりと見てみると、今なお非常に高い競争力を持っていることがわかると論じる記事を掲載した。

 記事は、中国企業は数十年という短い期間で世界の大手メーカーに肩を並べるほどの成長を遂げたと指摘する一方、大多数の中国メーカーの競争力は非常に脆弱であるのが現状だと指摘。中国製造業は規模こそ大きいが、本当の意味での強さはないと指摘し、付加価値が高く、高い技術力が求められる分野において、中国からはまだ世界的企業は生まれていないのが現実だと論じた。

 続けて、日本は国内総生産(GDP)では中国に抜かれたが、真の製造強国は日本であると指摘、コンシューマー向けの分野では中国にシェアを奪われているが、部品や素材といった製造業の「要」となる分野では今も高い競争力を持っていることを強調。そして、日本の製造業の競争力は本業だけに打ち込み、研究開発を怠らないことにあると伝え、中国には片手で数えられるほどしか存在しない「創業から100年以上が経過した企業」が、日本には3万社以上も存在することが本業に打ち込む大切さを示していると論じた。

 さらに、中国には10年以上もテレビの販売台数でトップを維持していた企業が不動産投資に失敗し、本業まで危うくなったという事例は枚挙に暇がないと伝え、日本の製造業のように本業への投資と研究開発の重視ができない限り、中国は真の意味で製造強国にはなれないと訴えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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