情操教育が注目されがちな日本だが、「中学受験」は中国よりも過酷だった=中国メディア 

サーチナ / 2020年7月31日 9時12分

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中国の教育関連情報サイトに、人間性を育む教育がクローズアップされがちな日本の教育において、中学受験の厳しさは中国の受験戦争に勝るとも劣らないとする文章が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

 中国の教育関連情報サイト・芥末堆に29日、人間性を育む教育がクローズアップされがちな日本の教育において、中学受験の厳しさは中国の受験戦争に勝るとも劣らないとする文章が掲載された。

 文章は、日本の中学校の制度について、公立中学では学区制が採用され選抜試験は行われないと紹介する一方で、私立中学校では激しい受験戦争が繰り広げられており、難関の受験に挑む保護者の姿勢が問われる「保護者の試験」とさえ呼ばれることがあると伝えた。

 そして、私立中学校に入るための激しい競争が展開される背景として、日本人も中国人同様に学歴を重視する傾向にあり、わが子が名門の大学に入ることを多くの保護者が期待するなか、私立中学に入学することが名門大学に入る「第一条件」化していることがあると説明。日本の最高学府である東京大学の学生のうち、約半数が東京圏の一部の私立中学出身者で固められており、その比率が年々高まっていると紹介した。

 また、私立中学に入るには公立小学校での勉強だけでは全く不十分であり、放課後や休日に通う進学塾での成績や順位が基準になると説明。進学塾では毎日のようにテストが行われ、成績に応じて定期的にクラスが入れ替わるシステムになっていることが多いと伝えている。

 文章はその上で、中学受験の市場競争がますます熾烈になり、進学塾などの費用も高額化する中で、経済的な理由によって最初から受験競争に参加するチャンスが得られない家庭の子もおり、日本の教育界からは教育のアンバランス化を懸念する声も出ているとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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