子どもの誘拐が多発する中国が日本に学ぶべきこと

サーチナ / 2020年10月29日 10時12分

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中国の小、中学校では子どもたちの登下校は保護者が送り迎えをするのが一般的だ。そのため登下校の時間になると学校の正門は送り迎えのための保護者でいっぱいになる光景が日常的に見られる。中国にこうした習慣が定着したのは子どもの誘拐が多発しているためだ。(イメージ写真提供:123RF)

 中国の小、中学校では子どもたちの登下校は保護者が送り迎えをするのが一般的だ。そのため登下校の時間になると学校の正門は送り迎えのための保護者でいっぱいになる光景が日常的に見られる。中国にこうした習慣が定着したのは子どもの誘拐が多発しているためだ。中国メディアの百家号はこのほど、日本では子どもの誘拐がほとんど発生しないと紹介し、驚きを示す記事を掲載した。

 記事は、中国の保護者たちは「子どもが誘拐された」というニュースを聞くたびに自分の子どもの安全が心配になり、自分の子どもが誘拐されることを防ぐために登下校時には家族の誰かが付き添うようにしていると紹介。中国の保護者がここまで苦労しているのに対し、日本ではそもそも誘拐が発生する危険性がとても少ないと指摘し、日本はアジアで誘拐事件が最も少ない国であり、中国で年間最大20万件の誘拐事件が生じているのに対して日本は年100件未満に過ぎないと説明した。

 続いて日本が採用している防犯方法について紹介し、1つ目は「子どもたちに対し、誘拐されることを未然に防ぐための教育を幼少の頃から徹底的に教え込んでいる」ことを紹介し、見知らぬ人についていかないこと、何かあったら大声を出して近くの大人に助けを求めることなどを教わると紹介した。

 また、日本は科学技術を積極的に活用しており、ランドセルに防犯警報器を装着したり、子どもたちにスマートウォッチを持たせる保護者もいるほか、GPSを搭載したランドセルを持たせる保護者もいると紹介。この科学技術の活用という点で中国は日本にまだまだ及ばないと説明した。

 さらに中国では、子どもを誘拐することに対する法的な罰則が軽いと指摘する一方、日本では子どもを誘拐すれば厳格に罰せられることになると指摘。これら教育、科学技術の活用、法律の3つが、日本と中国の誘拐率に極めて大きな差を生じさせている要素だと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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