わが国も鉄鋼大国だが、質の面では全く日本にはかなわない=中国メディア 

サーチナ / 2020年12月2日 11時12分

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中国のポータルサイトに、日本の鉄鋼業がいかに優れているかについて紹介する記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

 中国のポータルサイト・百度に29日、日本の鉄鋼業がいかに優れているかについて紹介する記事が掲載された。

 記事は、日常的に最も多く見かける金属材料が鋼材だとした上で、中国は鉄鋼生産大国であり、特に河北省などでの生産量は世界的に見ても非常に多いと紹介。一方で、精錬の質という点においては「世界中が日本に敬服せざるを得ない」とし、日本の精錬技術は世界でも群を抜くほどであるほか、世界各国の精錬工場や溶鉱炉など鉄鋼の精錬に関係するハードウエアの大部分が日本製であると伝えた。

 また、今でこそ中国を代表する巨大鉄鋼企業である宝鋼公司も、1977年にトウ小平氏が訪日中に日本企業の専門家の派遣を要請し、彼らの厳しい指導があったからこそ発展の基礎が築かれ、現在の状況があるのだと評している。

 そして、世界トップクラスの実力を誇る日本の大手製鉄企業が生産する鋼材は、最先端の設備に数多く用いられているとし、高さ数百メートルの超高層ビルの骨組み、航空宇宙用のエンジン、原子力発電所に欠かせない圧力容器などで非常に高いシェアを獲得していると紹介。世界のハイエンド鋼材、特殊鋼材市場における中国製品のシェアが2%足らずであるのに対し、日本は33%にも達していると伝えた。

 ある工業分野で世界をリードしていく上でとても重要なことの一つが、世界各国で広く用いられる国際規格を自国主導で作ることだ。記事は、ハイエンド鋼材、特殊鋼材などの国際規格を話し合う委員会の事務局が日本に設置されていること、鋼材関連の権威ある学術誌の多くが日本から発行されていることを挙げ、「短期間に他国がこの分野で日本を超越することは、難しいだろう」との認識を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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