自民1強「好ましくないがしばらく続く」が4割超

　安倍首相が政権に復帰して5年目に突入し、自民1強体制が続いています。政治山では1月4日から17日に、「自民1強体制への評価と今後の展望について、あなたはどのように思いますか？」といった内容で、政治山ユーザーにアンケートを実施しました。

　まず自民1強をどう思うかについて見てみると「好ましい」12.5%、「好ましくない」59.1%、「判断がつかない」28.4%という回答でした。次の総選挙後も続くかについては「続く」74.1%、「続かない」25.9%（「判断がつかない」の回答を除いた割合）という結果でした。

　自民党は昨秋、「連続2期6年まで」とする総裁任期を「連続3期9年」に延長することを固めました。これにより現在2期目の安倍首相は、3選出馬が可能となります。もしこのまま自民1強体制と安倍政権が続いた場合、安倍首相は3期目の2019年11月に首相在職日数で歴代1位になる可能性があります。

歴代首相の在職日数（2016年12月31日現在）
　1位　桂太郎………2,886日
　2位　佐藤栄作……2,798日
　3位　伊藤博文……2,720日
　4位　吉田茂………2,616日
　5位　小泉純一郎…1,980日
　6位　安倍晋三……1,834日
　7位　中曽根康弘…1,806日
（首相官邸ホームページより）

「自民1強体制への評価と今後の展望」についてのアンケート結果

1強体制は好ましく、次の総選挙後も続く･･･11.4%
1強体制は好ましいが、次の総選挙後は続かない･･･1.1%
1強体制は好ましくないが、次の総選挙後も続く･･･41.7%
1強体制は好ましくないし、次の総選挙後は続かない･･･17.4%
判断がつかない･･･28.4%

回答数：264
調査期間：2017年1月4日～1月17日
調査方法：政治山クリックリサーチ（択一方式の簡易アンケートシステム）