2019年最大の関心時は「天皇退位と改元」
政治山 / 2019年1月11日 16時0分
2019年が幕を開けました。政治山では「2019年の主な予定のうち、最も関心のある事柄はどれですか?」といった内容で、政治山ユーザーにアンケートを実施しました。
もっとも多かった回答は「天皇退位・新天皇即位で新元号へ」31.3%で、「消費税が10%へ」22.9%、「統一地方選の実施」18.8%、「参院選の実施」12.5%と続きました。
今上天皇は4月末日で退位され、5月1日に新天皇の即位に伴い元号が改まります。5月1日は今年に限って祝日となり、祝日法の規定により4月27日から5月6日までが10連休となります。昨年より年中行事は「平成最後」と謳われていますが、いよいよ平成も残り4カ月を切りました。
また、1989(平成元)年に導入された消費税は、税率3%からスタートし、1997年に5%、2014年に8%と上がり、今年10月には10%へと引き上げられます。興味深いのは、税率引き上げの法案を成立させた時の内閣です。5%への引き上げは1994年自民・社会・新党さきがけ連立政権の村山内閣(首相の村山富市氏は社会党に所属)の時に、8%への引き上げは2012年民主党政権の野田内閣の時に、つまり自民党総裁が首相ではない期間に法律が成立しています。10%への引き上げも野田内閣の時に決まったもので、政権交代後、安倍首相が2度延期しました。
消費税を巡る歴史を辿ると、税率引き上げ後の選挙で与党が惨敗したり、税率凍結を叫んで政権交代が起きたりと、消費税と選挙結果は密接に関わっています。今年は4月に統一地方選、夏には参院選が行われます。消費税率10%への引き上げは、有権者の投票行動にどのような影響を及ぼすでしょうか?
回答数:96
調査期間:2018年12月25日~2019年1月8日
調査方法:政治山クリックリサーチ(択一方式の簡易アンケートシステム)
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