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富山県知事選が告示 現新3氏が立候補で保守分裂に、25日投開票

政治山 / 2020年10月8日 17時18分

 任期満了に伴う富山県知事選は8日告示され、新人で会社役員の新田八朗氏(62)、新人で会社員の川渕映子氏(71)、5選を目指す現職の石井隆一氏(74)の無所属3人が立候補しました。自民、公明、国民の県組織が石井氏の推薦を決めたものの、自民県連の一部の県議や富山市長らは新田氏を推す保守分裂選となりました。川渕氏は共産の県委員会などでつくる市民団体や社民県連が支援しています。

 富山県知事選挙(2020年10月25日投票)候補者一覧

富山県知事選2020

富山県知事選の特設サイト(富山県選挙管理委員会ホームページより)

 新田氏は富山市生まれ、一橋大学経済学部卒。第一勧業銀行(現みずほ銀行)勤務を経て、日本海ガスに入社。同社代表取締役社長、日本海ガス絆ホールディングス代表取締役社長を務めました。日本青年会議所の第47代会頭、富山経済同友会代表幹事などを歴任しました。

 川渕氏は富山市生まれ、北陸学院短期大学保育科卒。小矢部市の幼稚園、横浜市の養護施設、南ベトナム・サイゴン市(現ホーチミン市)の日本人学校付属幼稚園に勤務しました。「アジア子どもの夢」「東北エイド」を発足して代表に就任、様々なボランティア活動に従事しています。

 石井氏は富山市生まれ、東京大学法学部卒。自治省(現総務省)に入省し、静岡県総務部長、自治省財政担当審議官、総務省自治税務局長、消防庁長官などを歴任。2004年富山県知事選に初当選、現在4期目です。

 前回(2016年)の同県知事選は、現職の石井隆一氏(70)、新人で元県労連議長の米谷寛治氏(69)=共産推薦=の無所属2人が立候補。石井氏が26万6673票を獲得して、4選を果たしました(党派と年齢は選挙時)。投票率は35.34%でした。

 投票は25日で、即日開票されます。7日現在の選挙人名簿登録者数は88万7261人(富山県選挙管理委員会調べ)。

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