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[長崎]諫早市長選 新人の大久保氏が現職を破り初当選、市議26人の顔ぶれも決まる

政治山 / 2021年3月29日 4時33分

投票所

※写真はイメージです

 任期満了に伴う諫早市長選(長崎県)は28日投開票され、無所属新人で元県議の大久保潔重氏(55)が2万2714票(得票率35.1%)を獲得し、4選を目指した無所属現職の宮本明雄氏(72)、無所属新人で行政書士の山村健志氏(47)を破って初当選しました。

 諫早市長選挙(2021年3月28日投票)投開票結果

 大久保氏は長崎大学歯学部卒。勤務医などを経て、長崎県議、参院議員を務めました。任期は4月10日から4年間です。

 また同日には任期満了に伴う市議選も投開票され、定数26に対し32人が立候補、現職21人、新人5人が当選しました。当選者の平均年齢は61.27歳、党派別では自民6、公明3、共産2、立憲1、国民1、無所属13で、女性は4人。任期は4月10日から4年間で、議員報酬は月額40万5000円(2018年時点、全国市議会議長会調べ)です。

 当日有権者数は11万1401人。市長選の投票率は前回(2017年)を0.56ポイント上回る58.78%でした。

 諫早市は、2015(平成27)年の国勢調査によると、総人口は13万8078人で、人口増減率がマイナス1.9%、平均年齢は46.96歳で全国527位、県内5位です。総務省の「地方財政状況調査」(2019年)では、予算規模は歳入が677億19万円、歳出が667億7006万円です。

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