［和歌山］美浜町長選 現職の籔内氏が再選、町議10人も決まる

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　任期満了に伴う美浜町長選（和歌山県）は12日投開票され、無所属現職の籔内美和子氏（60）が2999票（得票率68％）を獲得し、無所属の元職で無職の森下誠史氏（67）を退けて、再選を果たしました。2期目の任期は3月4日から4年間です。

　美浜町長選挙（2023年2月12日投票）投開票結果

　また同日には任期満了に伴う町議選も投開票され、定数10に対し12人が立候補、現職7人、新人3人が当選しました。最後の1議席を巡っては、得票数が同数だったため、公選法第95条の2項のくじにより決まりました。

　当選者の平均年齢は60.8歳、すべて無所属で、女性は2人。任期は2月14日から4年間で、議員報酬は月額23万円（2021年時点、全国町村議会議長会調べ）です。

　当日有権者数は5758人。町長選の投票率は前回（2019年）を1.12ポイント下回る78.12％でした。

　美浜町は、2020（令和2）年の国勢調査によると、総人口は6867人で、人口増減率がマイナス8.2％、平均年齢は52.7歳で全国1131位、県内17位です。総務省の「地方財政状況調査」（2020年）では、予算規模は歳入が63億4364万円、歳出が61億2404万円です。