［神奈川・大和市］「ファットバイク」を導入

　神奈川県大和市（23万4600人）は、大規模災害発生時における初動体制のさらなる強化を目的に、悪路などの走行に適している自転車（ファットバイク）を導入する。

　ファットバイクは、3.8インチ（約9.6センチ）の極太タイヤで、瓦礫が散乱した悪路や雪道でも走行できる。16年4月の熊本地震では、道路の寸断などで消防車両の通行が困難となり、初動対応に遅れが生じるケースが発生した。そのため、このような状況下でも迅速な被災状況の把握や救護活動、火災発生時における初期消火活動ができるよう、20台のファットバイクを配備することにした。

（月刊「ガバナンス」2017年3月号・DATA BANK2017）

＜株式会社ぎょうせい＞