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[川崎市]伝統野菜を改良した「川崎市農技1号」を品種登録

政治山 / 2019年6月29日 6時0分

新品種「川崎市農技1号」

新品種「川崎市農技1号」(報道発表資料より)

 川崎市(148万8000人)は、同市多摩区内の菅地区で古くから栽培されている伝統野菜「のらぼう菜」を品種改良した「川崎市農技1号」を種苗法に基づき品種登録した。

 同市農業技術支援センターは、06年から、のらぼう菜の収穫時期や収量などの特性について調査してきたが、その中で従来とは異なる、葉に光沢がある個体を発見。それを10年にわたり研究、自家受粉により選抜・育種し新品種を開発した。他のナバナに比べ茎の部分に筋がなく、アブラナ科特有の苦みもないのが特長。今後、新品種の市内生産者への普及方法や消費者へのPR方法、愛称の決定方法などを検討していく。

(月刊「ガバナンス」2019年6月号・DATA BANK2019)

株式会社ぎょうせい

株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。

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