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[兵庫・太子町]商工会とともに町のお土産の開発を支援

政治山 / 2019年7月28日 6時0分

みそ

※写真はイメージです

 兵庫県太子町(3万4300人)では、新たなお土産和菓子として、同町の特産品である「太子みそ」を使った焼きまんじゅうを発売。町にゆかりのある“聖徳太子”にまつわる伝統行事から「法伝哉(ほうでんや)」と命名された。

 法伝哉は、太子みその認知度を高めるため開発された。開発にあたり町と商工会が、町内の和菓子店に呼びかけ、名乗りを上げた店舗を支援。フードコーディネーターなどを迎え、商品のコンセプトや売り出し方を協議した。構想段階から発売までの様子は、町のFacebookなどで発信された。

 また、地元の小学校とも連携。参加した児童からは、「もっと特産品を広く知ってほしい」との提案があり、試食から情報発信のためのしおりの作成まで協力を得られることになった。このしおりは、商品販売時に配布し、商品や町のPRの一助として活用されている。

 法伝哉は開発店舗で購入できる。町では、商品を通じて、同町の認知度向上につなげたいと期待を寄せている。

(月刊「ガバナンス」2019年6月号・DATA BANK2019)

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