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[高知・宿毛市]ダムを活用してクライミング施設を整備

政治山 / 2019年8月18日 6時0分

ダム

※写真はイメージです

 高知県宿毛市(2万900人)は、国土交通省四国地方整備局が建設している横瀬川ダムの壁面にクライミング施設を整備する。東京オリンピック競技に採用されたスポーツクライミングが体験できる施設で、宿毛の魅力を発信するのがねらい。ダム壁面を活用した同施設は全国初となる。

 ダム壁面全体の高さは約72mで、その壁面外側の左端に、地上約63mの場所からダム頂上まで全長8m程度のコースを並列して2コース整備する。クライミングの安全装置としてオートビレイ(自動制動器)も2基設置する予定。クライミング施設のメンテナンス費用などランニングコスト年間約45万円は市が負担する。国土交通省と協議しながら今年秋以降に整備する予定。当初はイベントや体験ツアーなどに使い、安全性を検証しながら運用を広げていく。

(月刊「ガバナンス」2019年7月号・DATA BANK2019)

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