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[茨城・小美玉市]妊娠した人に「初たまご」をプレゼント

政治山 / 2019年9月22日 6時0分

妊婦

※写真はイメージです

 茨城県小美玉市(5万1700人)は、妊娠した人に「初たまご」をプレゼントする「ダイヤモンド・エッグ プレゼント事業」を実施している。

 市の若手職員研修「政策形成実践研究」で提案された事業を採用したもので、妊婦にたまごをプレゼントするのは全国初。同市が鶏卵の産出額が全国一であることを広くPRするとともに、生まれてくる新生児に祝福と、同市に生まれてきた感謝の気持ちを伝えることが目的。

 初たまごとは、産卵を始めた鶏が1か月以内に産んだ卵のこと。昔から「出産を控えた人が初たまごを食べると安産になる」という言い伝えがあり、現在でも縁起物として重宝されているという。初たまごは、ひなの時から蓄えてきた栄養素を凝縮しており、小ぶりで殻が固く、濃厚な味が特徴。市の名前からイメージされる「小さく美しい玉」を宝石の王様であるダイヤモンドに見立てて、市産の初たまごを「ダイヤモンド・エッグ」と名づけ、元気で「玉」のような子どもの誕生を願い、プレゼントすることにした。

 母子健康手帳の交付を受けた人が、申請窓口で引換券をもらい、市の施設「空のえき そ・ら・ら」で初たまご約30個を受け取ることができる。

(月刊「ガバナンス」2019年8月号・DATA BANK2019)

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