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[兵庫・芦屋市]公園レンタルのクラウドサービス実証実験を実施

政治山 / 2020年5月16日 6時0分

公園

※写真はイメージです

 兵庫県芦屋市(9万6000人)はパークフルと協働で、市内の公園の活性化を目指して、公園レンタルのクラウドサービスの実証実験に取り組んでいる。このサービスは、公園情報プラットフォーム「PARKFUL」を使い、公園レンタルに関わる各種申請(占用申請、行為許可申請、行為届出)のオンライン化を可能にするもので、民間企業の提供する公園レンタルのクラウドサービスとしては全国初という。

 通常、公園をレンタルするには占用使用の許可を自治体から得る必要がある。そのために申請者は、申請書類を自治体のHPから印刷して、記入の上、自治体の担当窓口に出向いて提出し、その後の申請許可の連絡を電話で受けて、再び窓口へ許可証を受け取りに行くなど手間がかかっていた。一方で、自治体職員も書類の手続き処理や窓口での対応に時間がかかっていた。

 そこで市では、今回の実験で公園レンタルの手続きをオンライン化し、時間や場所に関係なく申請できるようにすることで、公園利用のハードルを下げることにした。オンラインで申請情報が共有されるため、手続き処理が効率化され職員の業務負荷軽減にもつながることを期待している。

(月刊「ガバナンス」2020年4月号・DATA BANK2020)

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