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[兵庫県]ドローンのレベル3飛行による森林資源量調査を実施

政治山 / 2020年7月4日 6時0分

ドローン

※写真はイメージです

 兵庫県(557万600人)は、ドローンのレベル3飛行(無人地帯での補助者なし目視外飛行)による森林資源量調査を実施した。神戸市との連携で進めている「ドローン先行的利活用事業」の一環として行ったもので、森林内での目視による樹高や立木本数等の森林資源量調査をドローンによる空撮調査で行った場合の優位性(安全性、効率化、高精度化)と、レベル3飛行による遠隔地調査の効果を検証するのが目的。レベル3飛行による森林資源量調査は地方自治体では全国初という。

 調査では、カバーエリアが広く通信速度・安定性が高いLTE電波を利用し、神戸市内の兵庫県庁から約70km離れた宍粟市のドローンを遠隔操作。公民館駐車場から同市内の森林の上空に飛ばし、ジグザグ飛行を行いながら高精細カメラで森林の状況を空撮して20分後に駐車場へ帰着させた。県では今後も多様な分野でドローン活用の有効性を検証していく。

(月刊「ガバナンス」2020年5月号・DATA BANK2020)

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