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[福井・永平寺町]一人の遠隔監視者が3台の車両を同時に運行させる自動走行サービスを運用開始

政治山 / 2021年4月10日 6時0分

自動運転

※写真はイメージです

 福井県永平寺町(1万8400人)では、永平寺参ろーどで実証を行ってきた自動走行のサービス「ZEN drive」の本運用を2020年12月22日より開始した。

 町では、20年内の「公道での無人自動運転サービス実現」という政府目標の達成と併せ、国内初でもある「一人の遠隔監視者が3台の自動走行車両を運行する」、1:3の運行体制を実現したとしている。サービス名称は、「自動走行という先端技術が人に寄り添うものであり、永平寺町に根差した文化と自動走行という文明が調和し、共生できる社会になる」という期待を込めた。

 ZEN driveは、平日は東古市~志比間の約6km、土日祝日は荒谷~志比間の約2kmを最高時速12kmで運行する。運行当初は、社内に保安員が乗車するが、町では、将来的に社内から保安員がいない体制を目指し、段階的にシステムが案内する運用に移行していくとしている。

 利用料金は、大人100円・中学生以下50円(コミュニティバス利用券使用可)。なお、21年1月、2月は、路面の積雪や凍結を考慮し運休とした。町では、「日常生活の移動手段や大本山永平寺までの移動に、ZEN driveをぜひ利用していただきたい」としている。

(月刊「ガバナンス」2021年3月号・DATA BANK2021)

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