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[東京・足立区]仮想空間で中学生消火隊の訓練を実施

政治山 / 2022年4月15日 14時20分

消火訓練

※写真はイメージです

 東京都足立区(69万1000人)は、NTT東日本東京事業部東京東支店とともに仮想空間(DOOR(TM))を活用した「中学生消火隊」の合同訓練を実施した。DOORはNTTが提供するVR空間プラットフォームで、合同訓練はGIGAスクール端末を用いて行った。

 区は次世代の地域防災リーダーの育成に向けて区内全37中学校で中学生消火隊を結成し、09年度から消防署と協働で中学生消火隊の合同訓練を行ってきた。だが、20年度は新型コロナウイルスの感染拡大によって中止となり、21年度も感染拡大が続いていたことから、新たな合同訓練のスタイルとして仮想空間で訓練を行うことにした。

 訓練は、仮想空間内に「区役所」「学校」「体育館」「消防署」「警察署」「災害発生地域」をイメージするエリアを作成し、各エリア内で生徒がアバター(分身)を操作。中学生消火隊の活動や消防士による実際の救助活動などの動画を配信し、災害に関する謎解きやクイズも出題しながら進めた。

 また、区長や消防隊員のアバターも作成し、消防士との質疑応答を行うなど、仮想空間でのコミュニケーションも図った。当日は11校88人の生徒が参加した。

(月刊「ガバナンス」2022年3月号・DATA BANK2022)

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