[滋賀県]WEBアプリで漁獲情報を迅速収集しデジタルデータ化
政治山 / 2022年9月6日 11時29分
滋賀県(141万8900人)は4月から、県の漁獲報告システム「湖レコ」の本格運用を開始した。「湖レコ」は、県内の琵琶湖の漁業者がスマホなどを使って漁獲量や操業場所といった情報を、簡単にかつ迅速に報告できるウェブアプリ。
琵琶湖の水産資源を未来にわたって持続的に利用するためには、どの種類の魚が、どこで、どんな方法で、どれだけ獲れているか、といった漁獲情報の把握が欠かせない。そこで県では全国に先駆け、漁業許可等を所有する全ての漁業者がスマホ等で漁獲情報を報告できるシステムとして湖レコを開発。これにより、琵琶湖からスマート水産業を推進していくとしている。
漁獲情報の報告は、現在紙媒体で行われているが、漁業者にとって大きな負担となっているだけでなく、集計や報告内容のデータ化にも時間を要している。このため漁業者の負担の軽減を図りつつ、漁獲報告の履行と資源評価に必要なデータ収集を一元的に可能とするシステムが必要とされていたことから、湖レコが考案された。利用対象は約1500の漁業許可等で、対象漁業者数は約520人になる。県は、精度の高い資源評価が迅速に可能になると期待している。
(月刊「ガバナンス」2022年7月号・DATA BANK2022)
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