[静岡・藤枝市]土木の魅力を官民協働で発信する「藤枝どぼくらぶ」を発足
政治山 / 2023年2月15日 13時37分
静岡県藤枝市(14万3600人)は、藤枝建設業協同組合などとともに「藤枝どぼくらぶ」を発足した。社会基盤づくりや災害復旧に欠かせない土木産業を支える若者が減少する中、土木業や建設業の重要性や仕事としての魅力を発信し、次代を担う“人財”を確保・育成していくのが発足のねらい。静岡県の「静岡どぼくらぶ」や企業、教育機関と連携して活動を展開していく。
具体的には、(1)戦略的な広報・PR、(2)担い手の確保・育成、(3)建設産業のイメージアップ──を柱に活動。(1)では将来を担う進路選択前の小中学生等の若年層に向けた直接的な情報発信を中心に、多くの市民に土木について知ってもらうための誰にも分かりやすい情報発信、(2)では小中学校への出前講座や現場見学会を通じたインフラ教育や、大学との連携・フィールドの提供、若手・女性技術者交流会“ドボカフェ” など建設産業従事者による各種交流会の開催、(3)では親子現場見学会など各種イベントの開催や建設産業における働き方改革“藤枝型新3K”の推進(かっこいい・効率がいい・希望がもてる)──などに取り組む。
戦略的な広報・PRに向けては、シンボルとなるロゴマークを活用した情報発信にも取り組むこととし、発足に先立ってロゴマークに対する市民投票を実施してエンブレム型のロゴマークを採用した。県内市町で「どぼくらぶ」のマークを制作したのは藤枝市が初めてとなる。市の建設産業を一つの仲間(クラブ)としてブランディングし、戦略的な広報と官民連携した取組みの展開により、イメージアップと次代を担う人財を確保・育成して、持続可能な土木業界を目指していく。
(月刊「ガバナンス」2023年1月号・DATA BANK 2023)
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