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マニフェスト大賞:議員活動の棚卸しにぜひご応募を!

政治山 / 2019年8月23日 10時0分

 第14回マニフェスト大賞 副実行委員長の江東区議会議員 鈴木綾子です。

 2006年にスタートしたマニフェスト大賞も、2019年で14回目の開催となります。今年も、7月1日から応募受付が始まり、現在も絶賛募集中です。

 地方議員・首長・地方議会、市民団体・行政などの優秀な取り組みを表彰・発表する「日本最大の政策コンテスト」マニフェスト大賞です。

 日頃、注目されることが少ない地方議会・議員、地方政治の良い取り組みに光を当てることで、それらを担う人たちの活力になり、地方から政治を変える原動力となるために作られました。現在では地方議会、議員、首長のみならず、市民などどなたでも応募が可能となり、「地域から日本を変える」志を持った議員・議会だけでなく、様々な方々が取り組みを応募し、切磋琢磨する場として、進化し続けています。

 この記事を読んでいただいている方の中には、すでに応募を考えている方、応募したよ!という方もいらっしゃると思いますが、「何を応募していいかわからない」「優秀な受賞者が多すぎて、自分の取り組みは応募に値しないのではないか」という質問やお声ももよくいただきます。

 そこで、今回のマニフェスト大賞で、皆様にご応募いただきたい賞についてご案内いたします。比較的簡単に応募が可能ですし、ご自身の活動の棚卸しにもなりますので、お読みになり、ぜひ応募をお願いします。

2018年のマニフェスト大賞グランプリを受賞した犬山市議会

2018年のマニフェスト大賞グランプリを受賞した犬山市議会

地方議員の皆様におススメな応募は?

◆ご自身の選挙ビラ
 今年の3月から地方議会選挙において、政策ビラの配布が可能となりました(町村を除く)。今回の統一地方選挙などで配布されたビラの形状、掲載した政策、表現方法など、工夫された点などをぜひ、応募して共有いただきたいと思います。

◆ホームページやSNS
 インターネットの活用は、今回統一地方選挙でない方でも、どなたでもお気軽に応募できるものです。

  • ホームページ
  • SNS(twitter、Facebook、Instagram、LINEなど)
  • ブログ
  • メルマガ
  • YouTube等の動画

 これらを活用してインターネット選挙に力を入れた方は多くいらっしゃると思います。さらに、動画などの情報発信に力を入れた方も多いと思います。ご自身が工夫された情報発信手段をぜひご応募ください。

 ご自身が選挙期間前、期間中に行った情報発信について再度見直すことで、情報発信力の棚卸しやスキルアップにつながることと思います。そして、全国の地方議員の仲間たちがどのような情報発信を行ったか、マニフェスト大賞に応募された事例を学ぶことも大変意義のあることだと思います。

◆報告会、座談会など
 地方議員の皆様の中には、議会ごとや、毎月など定期的に報告会や座談会などをされている方もいらっしゃいます。その内容や工夫した点など、ぜひご応募いただき、シェアしてください。そうすることで、優秀な取り組みから多くの議員や市民が学ぶことができるようになります。

◆政策、マニフェスト
 選挙を戦うにあたり、ご自身の政策やマニフェストなど、改めて考えられた方も多いと思います。その内容を記したチラシや選挙期間外で発行している議会レポートなどでの応募も可能です。

◆実現した政策、議会質問
 議会活動によって実現した政策、質問などをご応募いただくのも歓迎です。また、まだ実現に至っていない政策提案でも応募可能です。すぐれたアイデアもマニフェストの対象になります。

 自分では、当たり前だと思っていた議会質問や提案が、応募したら実は素晴らしい取り組みだった、ということも過去の受賞事例にありますので、お気軽にご応募いただけると嬉しいです!

◆グループでの応募もおススメ!
 ご自身で運営、もしくはご参加している勉強会、研究会、議会や会派、議員グループなどの取り組みを応募いただくこともおススメです。

 定期的に続けられている勉強会やネットワークの活動もぜひ、ご紹介ください!(私も事務局として立ち上げに参画した Woman Shiftの取り組みをグループで応募し、審査員特別賞を受賞した経験があります)

◆応募部門を迷ったら
 マニフェスト対象は応募部門がいろいろあってどの賞に応募していいかわからない、という場合でも大丈夫!審査委員会で、応募内容によりふさわしい賞で審査させていただくこととなっていますので、ぜひ迷わずにご応募ください。

応募期間は8月31日まで!

 応募期間は7月1日~8月31日まで。締め切りが迫ってきております! ぜひ、皆様の取り組みのおひとつおひとつをお気軽にご応募ください!

一般質問などでの政策提案もマニフェスト大賞の対象

一般質問などでの政策提案もマニフェスト大賞の対象

最後に

 地方議員の皆様は、4年ごとの選挙の前に自分自身の政策を振り返り、レポートやホームページなどにまとめたり、有権者への報告を行ったりしていると思います。これらをマニフェスト大賞へ応募することを通じ、1年ごとに取り組みをまとめていくことで、自分自身の活動の振り返りにもなり、自分自身の政策実現の過程をレビューすることにもつながります。

 ぜひ、日常のお取り組みを気軽にご応募ください!

●マニフェスト大賞公式ホームページ

鈴木綾子 江東区議会議員

著者プロフィール
鈴木綾子(すずきあやこ)

江東区議会議員。2011年初当選、2015年、2019年再選。3期目。
成城大学文芸学部卒。早稲田大学大学院修了。江東区豊洲在住。
NTTドコモ出身。
「働く世代のワークライフバランスを応援します!」をキャッチフレーズに、保育、子育て支援、介護などの政策に注力。
対話型の区政報告座談会「あやこcafe」を毎月開催。
マニフェスト大賞は第8回 (2013年)「ネット選挙・コミュニケーション戦略賞」「審査員特別賞」(個人受賞)、第11回 (2016年)「審査員特別賞」(Woman Shiftで団体受賞)、「避難者カード標準化プロジェクト」(政策提言賞)を受賞。現在は、副実行委員長としてマニフェスト大賞の運営に携わる。
鈴木あやこ Official Web Sitefacebooktwitter
鈴木綾子氏プロフィールページ

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