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あなたの取り組み、可能性は無限大!日本最大の政策コンテストに是非、ご応募・ご参加を!

政治山 / 2024年6月20日 16時46分

 マニフェスト大賞の応募が6月からはじまっています。マニフェスト大賞は、地方自治体の議会・首長等や地域主権を支える市民等の優れた活動を表彰する日本最大の政策コンテストです。2006年からはじまり、今回で19回目を迎えます。

マニフェスト大賞とは?

 全国各地から集ったリスペクトできる面々と共に構成された実行委員会において、第19回マニフェスト大賞の事務局長を務めさせていただいております、岡山県津山市議会議員の三浦ひらくと申します。
 実行委員会メンバーはこちら 

 マニフェスト大賞は地方自治体の議会、首長や議員、あるいは市民団体や企業等による、地域の民主主義向上に資する優れた取り組みを募集し、表彰する日本最大の政策コンテスト。実行委員会とは完全に切り離されて組織される審査委員会の皆さまにより、ここ数年は約3,000件の応募の中から毎年素晴らしい取り組みが選出され、日本中に浸透していっているところです。
第18回に引き続き今年も実行委員長を務める、鈴木綾子江東区議会議員によるマニフェスト大賞の紹介記事にはお目通しいただけましたでしょうか。

 善政競争の輪を広げる、地方からわが国をより良くしていくという考え方のもと、地方議員を中心に組織されるマニフェスト大賞実行委員会では、早稲田大学マニフェスト研究所の皆さまと共に、表彰式当日の進行はもとより、何度もミーティングを重ねて企画全般を担い、未来を自分たち自身の手で切り拓いていくつもりで運営に取り組んでいます。 

積み重ねてきたものと現在、そしてこれから。 

 19年に及ぶ歴史と実績を積み重ねてきたマニフェスト大賞。

 実行委員に加えていただいてから日の浅い私が、どう考えても自分自身よりも適任と思われる方々が揃っている中、実行委員長と共に実行委員会の実質的な顔としての役割を果たすことも期待される事務局長という重責を任せていただけた事実それ自体が、日本一の政策コンテストの懐の深さを象徴しています。

 先輩がたの軌跡、そして業界関係者の誰もが納得せざるを得ない著名な先生がたによる合議により行われてきた審査の重みが、マニフェスト大賞を応募件数だけでなく質の面で、日本最高峰の政策コンテストへと成長させてきたのです。

 その大きな節目となる第20回を来年に控えた19回目の開催となる今年。
あくまでも個人的な思いですが、テーマの一つとしては”変化”があると思っています。
私たちが日々生活しているこの社会は、先人たちの血と汗と涙を礎に成り立っているもの。
変えてはならないこと、守っていかねばならないことも沢山あると言えるでしょう。一方で昨今のテクノロジーの進歩は凄まじく、もはや十年一昔などと言っていられるような時代ではありません。

 ご承知のように、まさしく日進月歩で大きく変化し続けている世界の中に我々はいます。

マニフェスト大賞 集合写真

 

実効性の高い施策を共有する意義。 

 わが国の多くの地方自治体では、人類史上例をみないスピードで進む少子高齢化・人口減少に対応していかねばならず、そんな中でも今年は年初から大きな地震が発生するなど、自然の脅威とも向き合い続けねばならない状況が続いています。 

 そして一人ひとりが求める幸せのカタチすら人それぞれ、価値観の多様化した世界の中で、社会課題は大いに複雑化していっているところです。 
守るべきものを守るために、これから変えていかねばならないことが確実にあります。 

 こんなときだからこそ、私たちは持てる力を結集していかねばならないのではないでしょうか。 

  本稿を読んでくださっている皆さまなら同様に感じてくださっていることだと思いますが、個人として、企業や団体として、地方自治体や地方議会として、日本全体で向き合わねばならない大きな問題、それでいて複雑化した難題に対して、文字通りあらゆる叡智を結集させた集合知をもって、解決あるいは改善に向けて取り組まねばならない段階に、実はもうとっくに入っているのです。 

 未来は誰のものでもなく、私たち自身のもの。 
 もはや一刻の猶予もないと言えるタイミングです。 

 私たちは私たち自身のチカラで、この窮状から未来を守っていかねばなりません。 

 そしてそのための手段として自信を持って提示させていただく選択肢の一つが、マニフェスト大賞をより発展させていくことです! 
より多くの皆さまの知見、優れた取り組み、地方を元気にしている試みを集めること。 

 そしてそれらを日本中の皆さまに知っていただき、それぞれの地域に持ち帰っていただいて、課題解決のために役立てていただくこと。 

 これらの積み重ねは必ず、暗澹たる未来図しか描けず、将来に希望を持てずにいる人たちの希望となるはずです。 

 今こそ、マニフェスト大賞審査委員会の北川正恭審査委員長が何度も言い続けてきたTTP(徹底的にパクる)という姿勢、その姿勢を日本中で共有すべきときではないでしょうか。 

マニフェスト大賞の継続と、あなたの応募が持つ可能性。 

 無論、ある地域で目覚ましい効果をあげた取り組みが、そのまま別の地域で通用するとは限りません。 地域事情、まちの特性は様々であるからこそ、TTPする際にカスタマイズが必要な場合もあるでしょう。 

 先に触れたように、時代の変化するスピードや価値観の多様化などの要素も絡み合うがゆえに、同じ地域でも同様の取り組みが何度も成功するわけではありません。 いかに優れた取り組みも、ブラッシュアップしていくことをやめてしまっては、劣化してしまうものです。 

  だからこそ我々は、マニフェスト大賞を毎年継続していかねばなりません。 

 その年の事情に応じた優れた取り組みを顕彰し、その時点での最も優れた施策を選出して学び、その効果を最大化していくというこの取り組みを、皆さまのお力添えのもとで継続し、毎年のように新規の応募をお願いし続けなくてはならない。 

  しかし、それで良いのではないでしょうか。 

  あきらめたらそこで試合終了ですよという、有名なマンガのセリフがありますが、私には満足してもそこで試合終了だと思えるからです。 満足してしまったら、向上心をなくしてしまったら、その先に成長は望めないからです。 

 成長なくして、この変わり続ける時代に取り残されることなく対応していくことが、果たして可能でしょうか。 
自分自身をブラッシュアップしていくためにも、議会全体を前に進めていくためにも、企業や団体の業績をより良くしていくためにも、そして自分たちの暮らすまち、もっと言えばこの国を元気に維持していくためにも、何度でも毎年でもご応募いただきたいのです。 
もしかしたら、あなたの取り組んでいることは、あなた自身が考えているよりもずっと素晴らしい取り組みかもしれません。 

 可能性は無限大です。 

 ご自身の関わるプロジェクトの未来を信じておられるのであれば、自分たちのチカラで未来を切り拓いていこうと望むのであれば、是非とも積極的にマニフェスト大賞へとご応募・ご参加ください! 

マニフェスト大賞 ホームページはこちら!

  ひょっとすると、あなた自身の取り組みがキッカケとなり、あなたの地域だけではなく日本中がより良くなるかもしれません。 あなたが大切に積み重ねて来られた取り組みにも間違いなく、そうした可能性は秘められているのです! どうかその詳しい内容を、私たちに教えてやってください。 

地域を創り、未来を拓いていくために。 

 そうは言われても、自身の取り組みがマニフェスト大賞に応募できるものなのかわからない、そもそもどうやって応募すれば良いのかわからない、基本のキから教えてほしい…などといった疑問やリクエストも、そのまま放置はいたしません!
毎年好評を博し、昨年も参加された方の中から受賞者が出ている「マニフェスト大賞なんでも相談会」を、今年もオンラインで開催しております。

 受賞経験者も多数含まれるマニフェスト大賞実行委員のメンバー有志が、皆さまからの質問等にお答えいたします。 応募を検討している方、不明点や不安なことがある方、どなたさまも是非お気軽にご参加ください! 

  詳細はマニフェスト大賞の公式サイトや、各種SNSなどで案内予定です。 政治山の記事を見たんだけど…ってことで、個人的にご連絡いただいても対応させていただきます! 

 ▼「マニフェスト大賞なんでも相談会」のご案内 

16/13(木)20:00-21:00 
2 6/30(日)20:00-21:00 
なお7月にも第3回、第4回を開催予定で入退場自由、複数回の参加も可能(zoomを使用)です。 
このほか、マニフェスト大賞ホームページの「よくある質問」も、ご参照くださいませ。

 今年も実行委員会一同、皆さまのご応募、ワクワクするような取り組みと出会えることを心待ちにしております。 
 7月10日に開催される全国地方議会サミット、そして11月14日のマニフェスト大賞受賞事例研修会、表彰式、そのいずれもオンライン対応もバッチリですので、当日のご都合がつかない皆さまにもご参加いただけます。 

 会場あるいはオンラインでお会いしましょう! 

 ▪️三浦ひらく(みうら ひらく) プロフィール 
岡山県津山市議会議員。 
2019年初当選(2015年初挑戦時は次点落選)、現在2期目。 
中央大学文学部哲学科中退。 
しがらみのない政治に取り組むため、圧倒的改革力をキャッチフレーズに、相棒ひらくマと共にイナカマチの常識をことごとく無視した独自のイロモノスタイルで活動中。 
議会改革に取り組むための会派旗揚げ、異例のスピードで議会活性化調査特別委員会委員長に就任するなど、自治体をより良くするためにはまずは議会を変えねばと尽力している。 
ミスターエビデンスと揶揄されるほどに根拠を重視し、政治も手段の一つと考え、地域振興や選択肢の多い社会実現を目指し奮闘中。 
多様性理解促進、生きづらさ解消、テクノロジー活用促進、表現の自由を守るための活動、臓器移植意思表示推奨等がライフワーク。 
マニフェスト大賞応募実績は、議会として第17回で2件がエリア選抜に残ったのみ。 
事務局長を務めさせていただいているにもかかわらず、個人としての応募そして受賞を虎視眈々と狙っているとか…。 

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