都がクリス・ハートさん起用し人権啓発CM作成――8日・13日には講演と映画の集い

　毎年12月10日は世界人権デーです。1948年12月10日の国連総会で世界人権宣言が採択されたことを記念して設けられました。日本では、毎年12月4日から10日までを「人権週間」とし、全国各地でキャンペーンが行われます。

　東京都は人権啓発活動の一つとして、歌手のクリス・ハートさんが出演するCM2本を作成しました。クリスさんのCM用オリジナル曲「My Hometown」をバックに、様々な人や文化を受け入れる東京を描き、「みんな、ウェルカム・ハート」のメッセージを届けており、スタジオ編とレストラン編をYouTubeで見ることができます。

人権週間普及啓発用映像（スタジオ編）
https://www.youtube.com/watch?v=cCD34VQDOPY

人権週間普及啓発用映像（レストラン編）
https://www.youtube.com/watch?v=gmNY9JbLJ44

12月8日に練馬区で藤田弓子さん講演、映画「わが母の記」上映

　また、12月8日13時30分から、練馬区立練馬文化センターで人権週間行事「講演と映画の集い in 練馬」を開催します。

　女優・藤田弓子さんが「いつも何かにときめいていよう」（手話通訳付き）のテーマで講演するほか、映画「わが母の記」（2012年）が上映されます。作家・井上靖が自身と家族の実話をベースにつづった自伝的小説が原作で、幼少期の出来事により母親との間に大きな溝を抱える中年作家と、年老いて記憶もあいまいな母親との関係を中心に、家族の深い絆が描かれます。

　入場無料、事前申込不要ですが、当日午前10時00分より整理券を配布（定員550人）します。

12月13日に稲城市で辻井いつ子さん講演、映画「そして父になる」上映

　稲城市ｉプラザホールでも12月13日13時30分より「講演と映画の集い」を開催します。ピアニスト辻井伸行さんの母・辻井いつ子さんが「子どもの才能の見つけ方、伸ばし方」のテーマで講演。映画はカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した「そして父になる」（2013年/日本）です。こちらも入場無料。事前申込不要で、当日先着順（定員410人）となります。

それぞれの催しの詳細はこちら>>
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2015/11/20pbi400.htm