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子育て世帯に嬉しい自治体のランドセル贈呈

政治山 / 2016年4月4日 11時50分

 新年度が始まり、入学シーズンです。ぴっかぴかの1年生といえば、ランドセルを背負った子どもを思い浮かべますが、近年はランドセルも高くなり、家計の重い負担ともなっています。こうした家庭をサポートしようと、新1年生に新品のランドセルを贈呈している地方自治体があります。

ランドセルの高価格化、17万円台も

 現在、ランドセルの中心価格は4万円台で、ブランドやデザイン、材質、色のオプションなどによって価格が変わってきます。ネット販売でも8000円台から17万円台とかなりの値幅があります。1970年代は6000円が平均価格だったと言われ、価格は近年、上昇傾向にあります。

 こうした状況の中、茨城県内では土浦市や鹿嶋市など複数の自治体がランドセルを無償配布しています。

日立市が贈呈しているファスナー式薄型ランドセル
日立市が新1年生に贈呈しているファスナー式薄型ランドセル(日立市教委ホームページより)

市内1400人の新入学生に贈呈

 なかでも日立市は1975年から市内在住で小学校に入学する新1年生に、軽くて便利なファスナー式薄型ランドセルを入学式当日に贈呈しています。今年も入学する約1400人のうち、希望したほぼ全世帯に配布する予定で、約1000万円の予算を計上しています。専用のランドセルがある私立校に進学する1年生にも提供しています。

 日立市教委では「40年以上続けているので市内ではこのランドセルが定着しています。入学祝いで続けていますが、最近は高額なランドセルも多いので、子育て世帯の負担軽減になっているのかなと思います」と語っています。定着しているため保護者からの声は特にないようですが、市外の保護者からは「びっくりした」「羨ましい」という反応がネット上で見られます。

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