外相会合だけじゃない、保健、交通大臣会合も―G7関係閣僚会合

　5月26、27日に開催される伊勢志摩サミットに合わせて、4月10、11日の2日間、広島でG7外相会合が開催されました。毎年、サミットに合わせて開催される関係閣僚会合の一つで、首脳会合での議論の礎になります。

国内で10会合を開催

　関係閣僚会合は新潟で行われる農相会合や仙台で行われる財務相・中央銀行総裁会議など計10会合が予定されています。サミットを開催する国が、サミット議長国として1～12月の1年間、事前の準備会合や、実際の首脳会合、外相会合、財務相会合等の開催準備を進め、会合では議事進行を行います。さらに、その時々の国際情勢を反映して、必要に応じて緊急会合の呼びかけを行うこともあります。

　あまり報道されない関係閣僚会合では、首脳会議終了後の9月に兵庫県神戸市で開催される保健大臣会合や、長野県軽井沢町で開催される交通大臣会合があり、日本政府からは厚労大臣と国交大臣がそれぞれ出席する予定です。

＜株式会社パイプドビッツ 政治山カンパニー 編集・ライター　上村吉弘＞