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釈明会見で益々追い詰められた舛添知事

政治山 / 2016年5月17日 9時30分

 舛添要一・東京都知事は5月13日、定例会見で政治資金の使途について釈明を行いましたが、各メディアのアンケート調査で「納得できない」という回答が軒並み90%前後を記録し、このまま事態が収束するようには見えません。

各アンケートで9割が「納得できない」

 BLOGOS編集部が読者アンケート(http://blogos.com/article/175618/)を実施(期間:5月13日-同16日、回答総数:17402票)したところ、「納得できない」が96%(16758票)、「納得できた」が2%(330票)、「わからない」が2%(326票)という結果になりました。

 日刊スポーツも13日に緊急調査(http://www.nikkansports.com/general/news/1646994.html)したところ(回答2131件)、「納得できない」は97.7%(2083件)で、「納得できた」2.3%(48件)を圧倒し、93.8%(1998件)が「辞任すべき」と答えたと報じられています。

 会見の中で、舛添氏は「あとは有権者、都民の皆さんの判断にお任せしたい。ただ、都民の声をどういうふうに測るのか」と話していましたが、この結果を見る限り、都民の信任が得られているとは言い難い状況。

参院選とのダブル選に?

 舛添知事への批判は、都有地貸与の方針に始まり、高額な海外出張費、公用車での別荘通い、今回の政治資金流用疑惑と、新たな問題が浮上する度に大きくなっており、都民の間では「次の“文春砲”でとどめを刺してほしい」という声も。7月10日が想定される参議院議員選挙での“衆参”ならぬ“参都”ダブル選もささやかれ始めています。

 一連の問題に対する都庁への批判も1万件を超えており、都政が完全に機能不全に陥るなか、6月1日開会の都議会定例会では、辞職勧告決議案が提出されそうな情勢です。

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