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衆院選、キャッチコピーは短く「。」を付けて

政治山 / 2017年10月14日 11時0分

 衆議院議員選挙などの大型選挙の際には、各党派のホームページや配布する政策集には、キャッチコピーが記載されています。キャッチコピーからは各党の理念や政治姿勢だけでなく、世相をもうかがい知ることができそうです。そこで、2014年12月の衆院選と今回の衆院選を比べてみました。

衆院選2017政策集
2017年(今回)衆院選の政策集

衆院選2014政策集
2014年(前回)衆院選の政策集

自民党
 2014年「景気回復、この道しかない。」
 2017年「この国を、守り抜く。」

公明党
 2014年「今こそ、軽減税率の実現へ。」
 2017年「教育負担の軽減へ。」

共産党
 2014年「国民の声が生きる新しい政治を」
 2017年「力あわせ、未来ひらく。」

日本維新の会(2014年は維新の党)
 2014年「身を切る改革。実のある改革。」
 2017年「消費増税 凍結!身を切る改革で教育無償化。」

社民党
 2014年「平和と福祉はやっぱり社民党」
 2017年「憲法を活かす政治」

日本のこころ(2014年は次世代の党)
 2014年「次世代が希望を持てる日本を」
 2017年「次世代へのメッセージ」

幸福実現党
 2014年「この国に、もっと自由を。」
 2017年「清潔で、勇断できる政治を。」

 前回と比較できないものの、2014年当時の民主党と、今回新たに届け出た2つの政党のキャッチコピーは以下の通り。

民主党 「今こそ、流れを変える時。」
希望の党 「日本に希望を。」
立憲民主党 「まっとうな政治。」

 理念を示すものから具体的な施策に言及するものまで、様々なキャッチコピーが見られます。また、一部例外はあるものの、全体的には短く、語尾には句点(。)を付ける傾向が見られました。

 今回の選挙における各党のキャッチコピーや政策集も大事ですが、前回と比較することでそれぞれの政策実現力や信頼性を測ることもできるのではないでしょうか。衆院選の投票日は22日で、即日開票されます。

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