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【オムツと保育園3】日本初の試み、豊島区で4月から

政治山 / 2018年3月1日 17時30分

(第2話からつづく)
https://seijiyama.jp/article/news/nws20180228.html

 さて、古くて新しいこの問題に敢然と立ち向かった自治体がある。世界第3位の乗降客数を誇るターミナル駅・池袋を抱える東京都豊島区だ。

 調べたところ豊島区は新年度(2018年)の予算案で、4月からすべての認可保育園が使用済みオムツを処分する新方針を提案。各園に使用済みオムツ専用のポリバケツを置き、区の委託業者がバケツにたまったオムツを週に3回、回収に行く。

 区内約100カ所の認可保育園で実施する予定であり、回収業者に支払う金額は通常ごみの回収に加えて年間1300万円ほどの上乗せで済むのだそうだ。

赤ちゃん

やればできる!?

 これまで各保育園では、子ども1人当たり一日に5~6回ほどオムツを交換していたが、保育士も赤ちゃんごとにオムツをまとめて保管するなど負担になっていたため、この方針はおおむね歓迎されているとのこと。

 じゃあこれまで使用済みオムツを持ち帰ってもらうのは、中身を見て健康状態をチェックしてもらうためとか何とか言ってた話はどうなったのか。これについてはあっさり「子どもの便の状態については、希望する保護者には見せますが基本は連絡帳に書いて伝えたい」としている。なんだそりゃ。

 なお、豊島区によると「自治体内のすべての認可保育施設を対象にオムツの処分を行うのは全国で初めて」だって。えーと、豊島が日本初なのだそうです。この小さな一歩は、保護者にとって大きな一歩になるのでしょうか。

(第4話につづく)

<多摩市議会議員 遠藤ちひろ>

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