福島県知事選は4氏の争い、投票は28日
政治山 / 2018年10月11日 17時15分
任期満了に伴う福島県知事選が11日告示され、いずれも無所属で、再選を目指す現職の内堀雅雄氏(54)、新人で自営業の金山屯氏(78)、新人で会社役員の高橋翔氏(30)、新人で共産党福島県委員長の町田和史氏(42)=共産推薦=の4人が立候補しました。同日17時に立候補の届け出が締め切られ、4氏の争いが確定しました。
内堀氏は長野県出身、東大経済学部卒。旧自治省に入省後、総務省自治財政局地方債課理事官、福島県の生活環境部長、企画調整部長、副知事などを歴任。2014年の福島県知事選に初当選、現在1期目です。
金山氏は東京都出身、青学大経済2部卒。設備工事業経営、自然塾白河乗馬学校代表。これまでに白河市長選、県議選に立候補しており、いずれも落選しています。
高橋氏は東京都出身、都立多摩工高卒。福島県郡山市で移住支援ポータルサイトの運営などをするIT会社を経営しています。
町田氏は埼玉県出身、福島大行政社会学部卒。「しんぶん赤旗」福島県記者、日本共産党福島県委員会書記長などを歴任し、現在は党福島県委員長を務めています。
前回(2014年)の同知事選は、いずれも無所属の新人で、元副知事の内堀雅雄氏(50)、元宮古市長の熊坂義裕氏(62)、元双葉町長の井戸川克隆氏(68)、会社役員の金子芳尚氏(58)、コンビニ店長の伊関明子氏(59)、牧師の五十嵐義隆氏(36)の6人が立候補。内堀氏が49万384票を獲得して初当選しました(党派と年齢は選挙時)。投票率は45.85%でした。
投票は28日で即日開票されます。10日現在の選挙人名簿登録者数は161万4374人(福島県選挙管理委員会調べ)。福島県内では同日、知事選のほかに県議補選(福島市、白河市・西白河郡、喜多方市・耶麻郡、田村市・田村郡、伊達市・伊達郡の5選挙区)が行われる予定です。
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