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世田谷区長選、立候補予定者2人が公開討論

政治山 / 2019年4月17日 9時0分

 4月7日、世田谷区長選の告示に先立ち、立候補予定者らによる公開討論会が東京都世田谷区の三軒茶屋ふれあい広場で開催されました。登壇したのは現職区長の保坂のぶと氏(63)、世田谷区議会議長の三井みほこ氏(55)。公益社団法人東京青年会議所世田谷区委員会が主催、非営利活動法人SETAGAYA21が共催、飯田誠次郎氏がコーディネーターを務めました。

(右から)三井みほこ氏、保坂のぶと氏

(右から)三井みほこ氏、保坂のぶと氏

 討論会では、主に「子育て」「教育」「福祉」「まちづくり」をテーマに各登壇者が持論を展開。「子育てのしやすい自治体、子育ての情報共有」について、保坂のぶと氏は「待機児童の解消はもちろんのこと、子どもの近くで働くコワーク」をさらに増やし、児童館や子育て広場を増やす。また、妊娠前から就学前までの子育てを支援するネウボラチームがバックアップして『子ども・子育て応援都市』としての都市文化の整備を進めていく。子育ての情報共有については、ネウボラの活動や保育園、学校等が門戸を開いて生の情報を得ることができる場を作り、『子育て応援アプリも活用していく』と主張。

 三井みほこ氏は「人によって『子育てのしやすさ』は異なるため、多世代同居や地域の助け合い、区内の事業者・事業所と協力した職住近接など様々なニーズに応え、『世田谷らしい』子育てのしやすさを創設していく。また、低年齢児を対象とする施設の整備と3歳以上の受け入れができる認可保育園の整備、連携園の増設や働き方に対応した預け先の整備をし、在宅子育て支援をしていく。子育ての情報共有については、ホームページや子育て応援アプリの他、子育てママやパパの目線で情報提供できる媒体を創設し、子育て支援団体、子育てを一緒に楽しむグループの周知を図る。さらに、子育てひろばにコンシェルジュの役割がもっと発揮できる環境をつくる」と主張しました。

 会場には約570人が来場し、登壇者の熱弁に耳を傾けました。世田谷区長選は14日告示され、期日前投票は15~20日、21日に投開票されます。

◆公開討論会の内容は、動画でご覧いただけます>>

会場の様子

会場の様子

日時:2019年4月7日(日)12:50~15:00
会場:三軒茶屋ふれあい広場
主催:公益社団法人 東京青年会議所世田谷区委員会
共催:特定非営利活動法人 SETAGAYA21
パネリスト(五十音順・敬称略)
・保坂のぶと(無所属)
・三井みほこ(無所属)
※討論会は事前に立候補を予定していた皆さんに呼びかけ、参加した方のみ登壇しています。

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