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参院選2019政策ピックアップ―高齢社会を、希望ある“幸齢社会”へ・公明党

政治山 / 2019年7月10日 10時0分

 現在行われている参議院選挙において、各党はそれぞれ、公約や政策、マニフェストを訴えています。ここでは、その中でも特色ある政策をご紹介します。

 公明党のマニフェストは福祉と介護に多くの分量を割き、とくに高齢者向けに幅広い政策を示しています。「重点政策」4つの柱のうち、1つは「経済を再生し、安全の福祉を」として全世代型社会保障への転換を主張し、もう1つは「希望ある“幸齢社会”へ」として高齢者や障がい者のモビリティ(移動)サービスの拡充を訴えています。

「公明党政策集 Manifesto2019」より

「公明党政策集 Manifesto2019」より

 政策集の「希望ある“幸齢社会”に」と題した章では、「「認知症施策」「介護」「がん・生活習慣病対策」の強化で、健康寿命延伸」という方針のもと、医療と介護に関する施策を列挙していますが、その後段では以下のような施策を示しています。

  • 高齢者の移動手段の確保と安全運転支援
  • 住みよいまちづくり、安全・安心の地域公共交通ネットワークの確保
  • バリアフリー(障壁の除去)の推進、ユニバーサル社会(共生社会)の実現
  • 若者・子育て世帯・高齢者が安心して暮らせる魅力ある住まい環境の整備
  • 高齢者の就労環境整備
  • 年金のセーフティネット機能の強化など

 「福祉の党」とも言われますが、国会議員歳費10%削減や子育て支援、若者の政治参加などにも積極的に取り組む姿勢を示している公明党。与党の一員としての役割を、有権者はどのように評価するのでしょうか。参院選の投票日は7月21日です。

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