最高裁裁判官の国民審査、11人とも信任

※写真はイメージです

　総務省は1日、衆院選と合わせて実施された最高裁判所裁判官国民審査の結果を発表し、今回対象の2017年10月の国民審査以降に任命された11人全員が信任されました。投票率は前回を2.35ポイント上回る55.69％でした。

　「最高裁判所裁判官国民審査」とは、最高裁判所の裁判官を罷免するかどうかを国民が判断する制度で、衆議院選挙の投票日に実施され、裁判官は有効投票の過半数から罷免を求められたら、憲法79条に基づき罷免されます。

　11人の罷免を求める票数は次の通り（カッコ内は罷免を求める割合）。

■開票結果（告示順）

深山 卓也

4,490,554（7.85%）

岡 正晶

3,570,697（6.24%）

宇賀 克也

3,936,444（6.88%）

堺 徹

3,565,907（6.24%）

林 道晴

4,415,123（7.72%）

岡村 和美

4,169,205（7.29%）

三浦 守

3,838,385（6.71%）

草野 耕一

3,846,600（6.73%）

渡邉 惠理子

3,495,810（6.11%）

安浪 亮介

3,411,965（5.97%）

長嶺 安政

4,157,731（7.27%）

■投票結果

有権者数

105,224,097

投票総数

58,600,005

投票率

55.69％