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[参院選2022]選挙割に巨大投票箱、にゃん議員総選挙まで―投票率向上へあの手この手

政治山 / 2022年7月5日 12時38分

 参院選では、各地の選挙管理委員会や民間企業、商店組合等が思い思いに投票率向上に取り組んでいます。中でも投票率という数字で結果を突き付けられる選挙管理委員会では、お堅いイメージからは想像もつかないようなユニークな取り組みが行われています。

 宮城県では近年の猫ブームに乗じて、参院選の期間中に「にゃん議員総選挙」を実施中で、ネット投票とリアル投票所から投票できます。3匹の“候補猫”のマニフェストも公開していて、形を変えた「模擬投票」を通じて選挙に関心を持ってもらう取り組みです。

 また、新潟県では5月の知事選で好評だった高さ2mの「旅する巨大投票箱」を設置、県内の拠点を巡って投票を呼びかけています。

 ほかにも、近年広がりを見せている“選挙割”の実施も増え、TikTokやYouTubeなどの動画活用も目立つようになってきました。

 さらに学生向けには、授業で模擬投票が行われたり学校に移動投票所が出向いたり、学生が投票所の受付を手伝ったり、啓発ポスターや投票済証を学生がデザインしたりと、選挙を身近に感じてもらい、参加を促すための施策が各地で展開されています。

 特に低投票率が際立つ若者世代の目に、各選挙管理委員会の取り組みはどのように映るのでしょうか。参院選の投票日は、7月10日です。

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