長野県知事選は7日投開票、データでみる長野県

　任期満了に伴う長野県知事選が、7日に投開票されます。知事を選ぶにあたり、人口や予算規模などから、長野県のすがたを概観してみましょう。

　2020（令和2）年の国勢調査によると、長野県の総人口は204万8011人で、人口増減率がマイナス2.42％と47都道府県中20位。平均年齢は49.45歳（31位）です。

　予算規模は歳入が1兆668億5186万円、歳出が1兆494億8239万円（いずれも2020年）で、10年前と比較すると歳入はプラス20.7％、歳出はプラス21.1％と、ともに増加しています。

「長野県の人口・財政・選挙・議員報酬」より

　産業構成については、従業員数の多い順に「製造業」「卸売業・小売業」「医療・福祉」で、売上規模の大きさでも「製造業」「卸売業・小売業」「建設業」の順となっています。

　また、県議会議員57人の平均年齢は58.49歳、女性議員は7人で全体の12.28％（2019年4月の一般選挙時点）、議員報酬は月額81万3000円。知事の給料は月額129万2000円です（「令和2年4月1日地方公務員給与実態調査」総務省）。

　知事選には、新人で学校職員の草間重男氏（72）、新人で元上田市議の金井忠一氏（72）＝共産推薦＝、4選を目指す現職の阿部守一氏（61）の無所属3人が立候補しました。期日前投票は8月6日（土）まで（期日前投票所によって、投票期間や投票時間等が異なります）、投票は7日（日）で即日開票されます。