4月に統一地方選、18都府県の知事が改選―2023年地方議会と首長の任期満了

　今年の4月は、4年に一度の統一地方選挙が行われます。2023年に首長と議会が任期満了を迎える地方自治体を調査し、まとめました。

　知事が任期満了を迎える自治体は、日付順に佐賀、宮崎、愛知、山梨、大阪、鳥取、北海道、神奈川、福井、大分、島根、奈良、徳島、青森、群馬、埼玉、岩手、高知の18道府県、議会は東京と沖縄を除く45府県です。

　政令指定都市では、北九州、大阪、広島、静岡、相模原、浜松、札幌、堺の8市長、議会は名古屋、横浜、相模原、京都、大阪、神戸、さいたま、千葉、浜松、堺、岡山、札幌、新潟、広島、福岡、川崎、仙台の17市議会が任期満了となります。

　一般市と区町村では、首長が430（173市13区189町55村）、議会議員が933（389市22区416町106村）の自治体で任期満了となり、全国1788の地方自治体（選挙数は3576）に対する比率は40.57％です。

　一方、国政は衆参両院とも任期満了とはなりませんが、衆議院の3選挙区で欠員となっており、21年衆院選の「1票の格差」訴訟が確定すれば、4月11日告示、23日投開票の日程で補欠選挙が行われる見通しです。

　欠員となっているのは千葉5区（自民・薗浦健太郎氏の辞職）、和歌山1区（国民・岸本周平氏の知事選転出）、山口4区（自民・安倍晋三氏の死去）で、和歌山と山口の選挙区については次期衆院選からそれぞれ1減ることが決まっています。

●2023年に任期満了を迎える自治体の一覧
任期満了日順 ／ 都道府県別