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カネリョウ海藻 高校生とパッケージ開発 新商品で顧客開拓

食品新聞 / 2024年6月26日 13時6分

めかぶ、もずく、わかめなど海藻製品メーカー大手のカネリョウ海藻(本社・熊本県宇土市、髙木良樹社長)が顧客層拡大に力を入れている。このほど高校生とのコラボ企画でパッケージを開発した新商品で、新規顧客の取り込みを図る。

5月に都内で開催した試食会で山本有人マーケティング本部長は「現在の客層は中高年以上の皆さまに支えられている。若年層の開拓が必要だ」と話した。

同社は昨年8月に宇土市で海藻セレクトショップ「OKAGESAMA MOBA(おかげさまもば)」をオープンした。500種類に及ぶ取扱商品の中でも、幅広い年齢層に「のり天」が好評を得ているという。

山本有人マーケティング本部長

同店オリジナルの「のり天」開発が議論に挙がった際、従来よりも新奇性に優れた開発方法として、高校生とのコラボレーションを発想した。

開発に取り組んだのは、東京都目黒区の女子中高一貫校「トキワ松学園中学高等学校」で美術デザインコースを専攻する高校生たち。「多くの人が手に取りやすいデザイン」をテーマに、新商品「のり天 九州醤油味」のパッケージデザインに挑戦。対面の意見交換では、プロ顔負けの質問が学生たちから飛んだという。

18作品から社内投票などを経て最優秀賞と優秀作賞を1作品ずつ選定し、春川そらさんの作品が最優秀賞を受賞。6月下旬から春川さんデザインの新商品を「OKAGESAMA MOBA」で販売する。消費者の反応次第で全国発売も視野に入れている。

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